海外FXで自動売買(EA)を使って稼ぐポイントは「選び方」と「使い方」。本記事では海外FXの自動売買運用におすすめの業者8社を紹介すると共に、自動売買(EA)のメリット・デメリット、選び方、使い方、注意点などを徹底解説します。
- 海外FXの自動売買(EA)は「VPS環境下での運用」と「業者の取引環境の良さ」が利益を得るための重要ポイントです。そこで本記事では信頼性の高い海外FX業者の中から「自動売買運用に適した無料VPSを提供している5社」と「取引環境が良い業者3社」を紹介します。
- 自動売買とはあらかじめ決められたプログラムに従い、システムが自動で取引(トレード)を行うことです。ただし、まかせっきりにしては稼ぐことができず、自動売買のメリットやデメリットを理解し、自分に合ったソフトを相場に合わせてコントロールする必要があります。
- 自動売買は自動売買ソフトの能力がそのまま損益に直結する取引方法のため、優秀な自動売買(EA)を見つけることが稼ぐためのただ一つの方法と言っても過言ではありません。優秀な自動売買ソフトは値段ではなく「データを判断する知識を身に着け」「自分に合ったロジックを判断できる経験があり」「信頼のおける入手先で探す」ことによって手に入れることができます。また、取引環境を整え、適切な使い方をすることも大切です。
目次
海外FXの自動売買(EA)運用におすすめの業者8選
本記事では自動売買運用におすすめ業者を以下の分類にわけて8社紹介していきます。
自動売買運用におすすめの業者8選
◆無料VPSを提供している業者5社
◆取引環境優先でEAを稼働できる3社
以下で各社の自動売買に関する特徴を解説していきます。
無料VPSを提供している業者5社
本記事が紹介する無料VPSを提供している海外FX業者の使用条件などを以下で紹介します。
XMTrading(エックスエムトレーディング)
◆VPSを無料で利用できる条件
- 最低口座残高5,000ドル(約60万円)以上
- 5Lot取引/1ヶ月
◆有料VPS
◆VPSのスペック
OS | Windows2012 |
CPU | 不明 |
メモリ | 1.5GB |
ハード容量 | 20GB |
MT4/MT5インストール可能数 | 不明 |
日本で最も有名な海外FX業者であるXMのVPSはロンドンのXMデータセンターから約1.5Kmの距離にあるため環境としては申し分ありません。有料使用もできるため、XMで自動売買を行うならばぜひ使用すべきです。
XMは海外FX業者ではいち早く約定力確保を公言した業者で、「実際99.53%が1秒以内に約定が行われる」など約定スピードが速いのも魅力となっています。
ただし、スプレッドが他社と比べて広いので、短期売買タイプの自動売買は若干不利な環境となってしまいます。
XMTradingの基本情報
運営会社 | Tradexfin Limited. |
設立 | 2009年 |
所在地 | Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル金融庁、モーリシャス金融庁 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.8~2.0Pips(スタンダード口座) |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 127銘柄(通貨ペア、貴金属、株価指数、商品、エネルギー、仮想通貨) |
マージンコール/ロスカット | 50%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 制限なし |
最小入金額 | 5USD(約500円) |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4/MT5 |
XM Tradingは「FX=XM」と言って良いほど日本で最も口座開設数が多い人気の海外FX業者です。人気の理由は「総合力の高さ」。会社の信頼性、レバレッジ、サポート力、ボーナスなどどれも平均以上のレベルを確保している点です。
特に世界各国で金融ライセンスを取得し、2018年にはサービスの質が評価され、World Finance Magazineより2018年のベストFXブローカー、ヨーロッパ賞を受賞しているなど、信頼性が非常に高い海外FX業者となります。
取引環境面では約定力が非常に高く、ゴールドなどのCFD商品のスプレッドは比較的狭くなっています。一方、FX銘柄のスプレッドは他社より広く、取引手数料や入出金手数料が高めの設定となっているデメリットもあります。
ただ、口座開設ボーナス、入出金ボーナス、ロイヤリティプログラムなどが使いやすいこともあり初心者から中級者に人気の一社です。
XMのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 会社の信頼性・安全性が非常に高い
- 出金拒否のウワサなし
- 口座開設・入金ボーナスなどの使いやすいキャンペーンが豊富
- ロイヤリティプログラム(取引ボーナス)が初心者でも使いやすい
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- ゴールドやCFD銘柄のスプレッドが他海外FX業者と比較してかなり狭い
- 24時間365日仮想通貨銘柄の取引ができる
- 99.35%の注文が1秒以内に執行される約定力の高さ
- 無料VPSを使える(条件アリ)
- ストップレベルが0
- 完全日本語対応のサポート
- FX銘柄スプレッドが広い
- ゼロ口座の手数料高め
- レバレッジ制限が厳しい
- 利益の出金が銀行出金のみ、手数料が高い
基本的にどの取引スタイルでもさほど不便なく利用できる汎用性の高い業者なので、迷ったらXMでとりあえず口座開設して、それから自分のスタイルの合わせた業者を探してみてはどうでしょうか。
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XMTrading公式サイト: https://www.xmtrading.com/register/
Exness(エクスネス)
◆VPSを無料で利用できる条件
- 累計入金額500ドル(約6万円以上)
- メイン口座の口座残高を100ドル(約12,000円)以上に維持
◆VPSのスペック
OS | Windows2012 |
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CPU | 1Core |
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メモリ | 1.0GB |
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ハード容量 | 10GB |
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MT4インストール可能数 | MT4×3、MT5×2プリインストール済み |
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Exnessの提供するVPSは安価に無料使用できる特徴があります。VPS設置場所も業者のサーバーと同じデータセンター内なので約定力も問題ありません。
Exnessはボーナスキャンペーンを行っていませんが、スタンダード口座でもスプレッドが狭く、さらに狭いスプレッドの口座を3つ準備していることから自動売買に非常に向いています。
さらに、通常の最大レバレッジ2,000倍、条件を満たせば無制限レバレッジが使えるなど少額資金でも十分自動売買を運用できる環境を提供している業者です。
Exnessの基本情報
運営会社 | Exness (SC) Ltd社 |
設立 | 2008年 |
所在地 | 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles |
金融ライセンス | キプロス証券取引委員会(CySEC) イギリスの金融行動監視機構(FCA) |
最大レバレッジ | 最大2,000倍 ※諸条件をクリアすると無制限 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.1pips |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス |
マージンコール/ロスカット | 60%/0%、40%/40% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 無し |
最小入金額 | 10ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4・MT5 |
Exness(エクスネス)は2008年にサービスを開始した老舗の海外FX業者です。一時日本マーケットにも進出しましたが撤退しており、再度2020年より日本マーケットへ参入しました。15の言語のマーケットにサービスを展開しており、ワールドワイドな業者です。
金融ライセンスはセイシェル共和国金融庁から取得おり、親会社は信頼性が非常に高い、キプロス証券取引委員会(CySEC)やイギリスの金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。
Exnessの主な特徴は、最大レバレッジ2,000倍(諸条件をクリアすると無制限)、追証なしで借金のリスクゼロ、他海外FX業者と比較しスプレッドが圧倒的に狭い、ロスカット水準0%でハイレバトレードができることです。
また日本語のサポートデスクも充実しています。
このユーザーへ好環境を提供するExnessのメリット・デメリットは以下のようになります。
- 複数の国の金融ライセンスを取得し信頼性が高い
- 公式サイトの情報開示量が豊富のため透明性が高い
- 資金力を感じるサービスや事業展開をしており倒産リスクが低い
- 日本語のサポートが充実している(月~金 12時~20時で可能)
- 最大レバレッジは2,000倍で少額(1ドル)から入金可能で取引できる
- 諸条件をクリアすると無制限レバレッジを使うことができハイレバトレードできる
- 非常に狭いスプレッド(ドル円/1.1pips、ユーロ円/1.9pips※スタンダード口座|ドル円/0.7pips、ユーロ円/1.2pips※プロ口座)
- ロスカット水準0%なのでギリギリまでポジションを保有できる
- 取扱商品数が多い(107種類の通貨ペア)
- ゴールドがスワップフリーで取引できる
- 追証なしで借金するリスクゼロ「ゼロカットシステム」
- 取引ツールはMT4・MT5の両方に対応
- 最低入金額1ドル~と少額から取引可能
- 日本円の入金だけではなくBitcoinでも入金・出金可能
- 人気NO.1のXM社と比較しても多くの要素でExnessの方が上である(レバレッジ、ロスカット水準、スプレッドの狭さ、商品数、運営歴)など
- 取引環境注力により口座開設ボーナスや入金ボーナスの提供がない。
- 日本に再進出しての運営実績が浅いため知名度が低い
- レバレッジ無制限はMT4でしか使えない
- スタンダード口座以外では最低入金金額1,000ドル~と初心者の方にはハードルが高い
Exnessは海外FX業者特有の口座開設ボーナスや入金ボーナスキャンペーンは実施していないためボーナス目当ての方には向いていないません。ですが、スプレッドや取引環境を整備することでユーザーへ還元しています。
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Exness公式サイト:https://www.exness.com/ja/
FXGT(エフエックスジーティー)
◆VPSを無料で利用できる条件
- 最低3,000ドルの口座資金
- 最低5GTLotの月間取引量を維持
◆対象口座
◆VPSスペック
| MT5 | MT4 |
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CPU | 1 vCPU | 2vCPU |
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メモリ | 3 GB | 2GB RAM |
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ハード容量 | 16 GB | 60GB |
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インストール可能数 | MT5ターミナルに完全に統合 | 3台 |
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FXGTでは「VPSポスティング」と言う名称でメタトレーダー専用VPSを提供しています。
使用条件等は比較的達成可能なのですが、MT4、MT5でそれぞれVPSスペックが違うので注意が必要です。また、月単位で利用できる条件が達成されない場合は自動的にサービスが停止されます。
しかし、豪華なボーナスを利用し、仮想通貨FXをEAで稼働させたい場合にFXGTを利用する価値は大いにあります。
FXGTの基本情報
運営会社 | 360 Degrees Markets Ltd |
設立 | 2019年12月 |
登録住所 | Room 13, Kingsgate House,Victoria, Mahe,Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) |
資金管理方法 | 分離分割 (最大100万EURまで補償の損害賠償保険加入) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド(USD/JPY平均) | 0~1.5Pips(変動制) |
ロスカット水準 | 20%・40%(口座タイプによって異なる) |
ゼロカットシステム | アリ(追証ナシ) |
取引口座タイプ | 6種類 |
取扱い銘柄 | FX54銘柄、仮想通貨60銘柄、その他39銘柄 |
入出金手数料 | 無料 |
日本語サポート | メール・チャット |
取引ツール(モバイルアプリ) | 取引ツール(モバイルアプリ) |
取引ツール | MT4、MT5 |
FXGT(エフエックスジーティー)は、2019年12月にハイブリッド取引所としてサービスを開始したばかりの新興海外FX業者です。
ハイブリッド取引所とは通常のFXと仮想通貨FXをおこなえる海外FX業者と言う意味で、仮想通貨FXは現状FXGT一択と言っても過言でない豪華仕様となっています。
仮想通貨FXのみでなく通常のFX通貨ペアにおいても非常に高スペックの取引環境を準備しており、サービス開始から瞬く間に登録会員数を増やし、現在も進化を続けている海外FX業者です。
この注目のFXGTの特徴をまとめると以下のようになります。
- 経営履歴は浅いが信頼性・安全性を確保している
- 矢継ぎ早に開催される豪華ボーナスがおトク
- 仮想通貨FX取引がおすすめ(最大レバレッジ1,000倍)
- レバレッジ1,000倍でハイレバ取引が可能
- 6種類の取引口座を準備しており自由度が高い
- 約定力・スプレッド・スワップポイントは平均的
- サポートが充実している
- EWalletsによる資金管理
- 口座開設は3分
- 豊富な入出金方法を準備している
- サービス開始したばかりで運営実績が乏しい
- 90日以上取引がない場合、口座凍結と月10ドルの口座維持手数料が発生する
FXGTの最大の特徴として半年間情報を見ていないと「全く違う業者?」と思えるほど口座スペックやサービスが進化している業者と言うことが挙げられます。
そのため、仮想通貨FXのみならず自分にあった業者を探している方は口座開設して使用感を確かめてみると良いでしょう。
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FXGT公式サイト:https://fxgt.com/ja
Traders Trust(TTCM/トレーダーズトラスト)
◆VPSを無料で利用できる条件
VPS種類 | 無料VPS条件 |
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ブロンズ・パッケージ | 口座残高2,000ドル以上 取引量5Lot/月以上 |
シルバー・パッケージ | 口座残高3,000ドル以上 取引量7Lot/月以上 |
ゴールド・パッケージ | 口座残高5,000ドル以上 取引量10Lot/月以上 |
◆有料VPS
- ブロンズ・パッケージ:25ポンド/月
- シルバー・パッケージ:45ポンド/月
- ゴールド・パッケージ:80ポンド/月
◆VPSのスペック
VPS種類 | VPSスペック |
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ブロンズ・パッケージ | OS:Windows2012/2016 CPU:1VCPU メモリ:2560MB ハード:30GB |
シルバー・パッケージ | OS:Windows2012/2016 CPU:2VCPU メモリ:4096MB ハード:50GB |
ゴールド・パッケージ | OS:Windows2012/2016 CPU:4VCPU メモリ:6656MB ハード:75GB |
Traders Trustの提供するVPSは上記のように能力を選べる仕様となっています。
取引環境的にもレバレッジ3,000倍、高い約定力、狭いスプレッドの口座を低い口座資金で開設できるなど好条件がそろっている業者となります。ただし、ボーナスには初心者向けではないので、ある程度自己資金がある方が利用すべき業者です。
TradersTrustの基本情報
運営会社 | TTCM Traders Capital Limited |
設立 | 2018年10月 |
所在地 | 5th Floor, Andrew’s Place, 51 Church Street, Hamilton HM 12, Bermuda |
金融ライセンス | なし(キプロス証券委員会(CySEC)) |
最大レバレッジ | 3,000倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.0Pips |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | FX通貨ペア・株価指数・エネルギー商品・貴金属・仮想通貨 |
マージンコール/ロスカット | 50%/20%(VIP口座 |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | なし |
最小入金額 | 5000円 |
日本語サポート | あり(24時間サポート) |
トレードツール | MT4 |
Traders Trust(トレーダーズトラスト)通称、TTCMは、2018年10月にバミューダ共和国に設立された海外FX業者です。
Traders Trustはボーナスで話題になることが多いですが、実は会社の透明性と取引環境の良さで選ぶ業者です。
実際、レバレッジ3,000倍を口座残高を気にしないで取引でき、NDD方式のためトレーダーに不利益な約定は一切ありません。また、3つある口座の内「プロ口座」「VIP口座」は東京にサーバーを設置しているため、高い約定力を持っています。
日本にサービスを提供している法人は現在金入ライセンスを取得していませんが、これは高レベルのサービスを提供できなくなるとの理由からで、本体はキプロス証券委員会(CySEC)のライセンスを継続しています。
このTradersTrusttのメリット・デメリットは以下のようになっています。
- 最大レバレッジ3,000倍で少額からトレードを始められる
- ダイナミックレバレッジを採用し口座残高を気にしなくても良い
- 完全NDD方式を採用し、顧客との間に利益相反がなく取引環境の透明性が高い
- 初心者から使える狭スプレッド口座を準備している
- VIP口座のスプレッドが他海外FX業者と比べてかなり狭い
- ゼロカットシステムを採用し、追証なしで借金リスクゼロ
- 約定力が高い。日本にサーバーあり!
- 諸条件をクリアするとVPSが無料で使える
- 両建て可能
- WEBサイトは完全日本語対応で、サポートも日本語でOK
- 入出金の手段が豊富で国内送金やbitwalletに対応している
- ボーナスは中級者向け
- 日本にサービスを提供している法人は金融ライセンス無し
- VIP口座のスプレッドがかなり狭いが、初回最低入金額が200万円なのでハードルが高い
TradersTrusttはボーナスはクッション機能が無く中級者以上のトレーダーに恩恵のあるものですが、取引環境の良い口座を初心者から低資金で使うことができるため、環境重視で選ぶならば有力な1社です。
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TradersTrust公式サイト:https://traders-trust.com/ja/
IS6FX(アイエスシックスエフエックス)
◆VPSを無料で利用できる条件
◆有料VPS
◆VPSのスペック
OS | Windows2012 |
CPU | Core 2.4GHz |
メモリ | 1.0GB |
ハード容量 | 40GB |
MT4インストール可能数 | 1つまで |
IS6FXは初心者が使いやすいボーナスキャンペーンを展開しているので、初心者がVPSを利用して自動売買を運用する業者として利用するとボーナスの恩恵を受けながら取引ができる業者と言えます。
月額28ドル(4,000円)程度でVPSを利用できる点もポイントです。
IS6FXの基本情報
運営会社 | IS6 Technologies Ltd |
設立 | 2021年11月 |
所在地 | Suite 305, Griffith Corporate Centre, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines |
金融ライセンス | SVG IBC番号:26536 BC 2021 (セントビンセント・グレナディーン諸島) |
最大レバレッジ | 1,000倍(6,000倍) |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.6Pips |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄 | 法定通貨・貴金属・株価指数・エネルギー・株式。仮想通貨 |
マージンコール/ロスカット | 50%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | あり |
最小入金額 | 5,000円 |
日本語サポート | 〇 |
トレードツール | MT4/MT5 |
IS6FXはボーナスキャンペーンが豊富な事で有名な海外FX業者です。ゲリラ的に口座開設ボーナス30,000円や200%入金ボーナスキャンペーンなど破格のキャンペーンを開催しています。
IS6FXは旧is6comとしてサービスを提供していた時代、約定力の悪さ、出金拒否などのウワサが多い業者でしたが、2020年にITコンサルティング企業「TEX World」に買収され全く違った業者に生まれ変わっている経緯があります。
実際、ボーナスだけでなく約定力や日本語対応の強化など常に改善している業者です。近年では仮想通貨FXを開始、仮想通貨入出金への対応などさらに使いやすい業者となっています。
このIS6FXの特徴をメリット・デメリットにまとめました。
- 口座開設ボーナスや入金ボーナスキャンペーンが充実している
- 0.29秒以内に99.46%の約定という高い約定力
- 最大レバレッジ1000倍、6000倍口座あり
- 追証なしで借金リスクなし
- 自動売買(EA)が使い放題
- 一定条件をクリアすると専用VPSサーバーが使用できる
- WEBサイトは完全日本語対応で、サポートも日本語でO
- 平均スプレッドが他海外FX業者と比較しやや広い
- 月2回以上の出金時に手数料がかかる
- ルール違反基準が厳しい
- 10LOT以上トレードする場合は事前に報告する必要がある
IS6FXはレバレッジ1,000倍、ボーナスが豊富などの特徴があるので初心者が使いやすいFX業者の1社です。もし、海外FX業者を選ぶのに迷っていたら、ぜひ候補として検討してみてください。
【期間限定】
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IS6FX公式サイト:https://is6.com/ja
取引環境優先でEAを稼働できる3社
ここでは次の3社を紹介します。
取引環境優先でEAを稼働できる3社
- Vantage Trading(ヴァンテージ)
- TaitanFX(タイタンエフエックス)
- AXIORY(アキシオリー)
上記3社は無料自動売買(EA)や無料VPSの提供は行っていません。
しかし、狭いスプレッドや約定力の高さなど自動売買を正確に運用するために必要な条件を高い次元で達成している業者のため、取引環境にこだわりたいトレーダーにおすすめの3社です。
以下で3社の概要を解説します。
Vantage Trading(ヴァンテージ)
運営会社 | Vantage Prime Trading Limited |
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設立 | 2009年 |
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所在地 | 10 Manoel Street , Castries , St.Lucia |
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金融ライセンス | ・オーストラリア証券投資委員会(ASIC) ・バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) ・英国金融行動監視機構(FCA) ・南アフリカ金融行動監視機構(FSCA) ・ケイマン諸島金融庁(CIMA) |
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最大レバレッジ | 2,000倍 |
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平均スプレッド(USD/JPY) | ・スタンダード口座:2.3pips ・RAW口座:0.3pips ・プレミアム口座:0.6pips |
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約定力 | 高水準 |
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取扱い銘柄数 | ・FX通貨ペア|58種類 ・貴金属|10種類 ・エネルギー|10種類 ・コモディティ|14種類 ・株価指数|50種類 ・仮想通貨|64種類 ・ETF|57種類 ・債権|14種類 ・株式|841種類 |
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口座タイプ | ・スタンダード口座 ・RAW口座 ・プレミアム口座 |
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マージンコール/ロスカット | 30%/10% (プレミアム口座:30%/0%) |
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追証 | なし (ゼロカットシステム採用) |
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取引制限 | 口座残高によるレバレッジ制限 (銘柄ごとに異なる) |
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最小入金額 | 50ドル (プレミアム口座:3,000ドル) |
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日本語サポート | あり(24時間対応) |
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トレードツール | ・Meta Trader4 ・Meta Trader5 ・Pro Trader |
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公式サイト | https://www.vantagetradings.com/ |
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Vantage Tradingは2009年に設立された海外FX業者で、2020年3月に日本展開を開始、同年11月には一度日本から撤退している過去がありまが、2022年8月には日本国内でのサービス展開を再開し、成長中のFX業者として知られています。
Vantage Tradingでは最大レバレッジ2,000倍でのトレードが可能なほか、リスクなしの口座開設ボーナスや豊富な入金ボーナスが魅力。資金が少ない初心者トレーダーでも利益を出しやすい環境が整っているため、なかなか利益を出せない人は試してみたいところ。
さらにボーナスを活用して約1,000種類の銘柄を取引できるうえ、ストップレベルは0pipsのためスキャルピングにも適したスペックです。独自の取引ツールや自動売買でのトレードなど、幅広い戦略で利益を狙えます。
その反面、口座残高によるレバレッジ制限やボーナスを使えないプレミアム口座など、注意しておくべきポイントもあります。
Vantage Tradingのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 最大レバレッジが2,000倍と高い
- 最大10,000ドルを受け取れる最大120%の入金ボーナスを常時開催
- 約1,000種類の豊富な銘柄を取引できる
- 全通貨ペアでストップレベル0pipsとスキャルピングにも向いている
- ロスカットラインが0%〜10%と低く設定されている
- スキャルピングや自動売買(EA)によるトレードも制限されていない
- 独自の取引プラットフォームである「Protrader」を利用できる
Vantage Tradingのデメリット
- 国内送金と仮想通貨でしか入金できない
- 口座残高によるレバレッジ制限が適用されている
- プレミアム口座の初回最低入金額が3,000ドル
メリットとデメリットを総合的に判断しても非常に使いやすいFX業者だといえるので、ぜひ気軽に口座開設をしてみてください。
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公式サイト:https://www.vantagetradings.com/
TitanFX(タイタンエフエックス)
運営会社 | Titan FX Limited |
設立 | 2014年 |
所在地 | バヌアツ共和国 |
金融ライセンス | VFSC:バヌアツ金融サービス委員会 |
最大レバレッジ | 500倍(制限なし) |
平均スプレッド(USD/JPY) | スタンダード口座:1.33Pipsブレード口座:0.33Pips(手数料往復7ドル) |
約定力 | 高い |
取扱い銘柄数 | 150種類以上 |
マージンコール・ロスカット | 50%・20% |
追証 | 無し(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 無し |
最小入金額 | 200ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | (アプリあり) |
TitanFXは2014年に設立された取引環境重視の海外FX業者です。設立は日本人にも人気のあった「Pepperstone(ペッパーストーン)」のメンバーが行っており、設立されてからの年月以上のノウハウを持っています。
金融ライセンスはもちろんのこと、顧客資産はNBV(バヌアツ国立銀行)とNAB銀行(ナショナルオーストラリア銀行)に分離分割されており、世界各国に拠点を構えていることから安全性・信頼性は一定以上に保たれている海外FX業者と考えて良いでしょう。
このように日本においても安全性・信頼性を確認できるTitanFXの最大の特徴は「約定力の高さ」。約定力は根拠が必要な部分ですが、TaitanFXは次のような根拠を準備しています。
TitanFXの約定力の根拠
- 50社以上のリクイディティプロバイダーと契約
- ZeroPointテクノロジー
- Equinix社のデータサーバーを利用
また、スプレッドに関しても業界最狭クラスとなっており、取引制限もない事からスキャルピングトレーダーにとって非常に有利な取引環境になっています。同時にレバレッジ制限が無くCFD商品についてもレバレッジ500倍が採用されており、口座資金に余裕を持たせたハイレバレッジで取引も可能です。
ただし、TitanFXはボーナスキャンペーンをほとんど行わず、また初回最低入金が200ドルからと若干高めの設定のため、初心者が小資金でFXを始めるためには向かない業者と言えます。
TitanFXのメリット・デメリットは以下のようになっています。
- 一定以上の安全性・信頼性を確保している
- 追証なしで借金するリスクゼロ
- 約定力が高い根拠を持っている
- スプレッドが業界最狭クラス
- 取引制限が無くスキャルピングやEA(自動売買ソフト)が使い放題
- ストップレベルが0のため長短取引でも指値や損切が置きやすい
- 最大レバレッジ500倍、レバレッジ制限無し
- CFD商品もレバレッジ500倍で取引可能
- サポートは日本語対応
- 初心者に有利なボーナスキャンペーンをほとんど行わない
- 顧客の資金管理は信託保全ではなく分離分割
- 初回最低入金金額のため200ドルと初心者がお試しで使いにくい
以上のことからTitanFXは中級者以上のトレーダーが、FXでさらなる高みを目指したい場合に選択すべき業者の候補として有力な1社です。
\ 業界屈指の取引環境を求めるのならば選択すべき1社! /
TitanFX公式サイト:https://titanfx.com/jp
AXIORY(アキシオリー)
運営会社 | Axiory Global Limited |
設立 | 2011年(2013年サービス開始) |
所在地 | No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. |
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会 FSC |
最大レバレッジ | 400倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.1Pips(変動スプレッド) |
約定力 | (99.99%)約定スピード(最速0.188秒の平均0.204秒) |
取扱い銘柄数 | 全81銘柄(FX通貨ペア63、金属ペア6、資源CFD3種類、株価指数9種類) |
マージンコール/ロスカット | 50%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | なし |
最小入金額 | 5ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4、MT5、cTrader |
AXIORY(アキシオリー)は2007年に、金融システムやFXトレードインフラの開発会社としてスタートし、2011年にFX事業を開始しました。
金融ライセンスは「ベリーズ国際金融サービスIFSC」で取得しており、「リクイディティプロバイダー」「取引銀行」「資産管理の仕組み」「約定率」等をしっかりサイトに記載しています。
また、AXIORYでは会社の資産と顧客の資産を分別管理しており、万が一AXIORYが破綻した場合でも、第三者監査機構「PricewaterhouseCoopers(PwC)」が一時的な管財人となり、顧客の個別資金はきちんと返還されるので安心です。いわゆる、国内FX業者と同程度の資産保護体制を持っているため、信頼のおける海外FX業者と言っても良いでしょう。
取引方式もNDD方式を採用しているといわれ、サーバーが強靭なため約定力が高く、尚且つ約定データまでサイトで公開してくれています。何より、cTraderが利用できるため、レバレッジ(最大400%で追証ナシ)を目一杯利かせてスキャルピングするには最適の海外FX業者です。
もちろん、サポートもチャットはもちろん、日本語での電話でも全く問題なし!
このAXIORYのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- ベリーズの金融ライセンスを取得
- 信託保全を採用しており安心して資金を預けられる
- 様々な情報公開に積極的
- 取引方法はクリーンなNDD方式でノミ行為なし
- 最大レバレッジ400倍(追証ナシ)と資金効率良くダイナミックにトレードできる
- 追証なしで借金するリスクゼロ
- 不定期だが入金時証拠金が2倍になる100%入金ボーナスキャンペーンを開催している
- スプレッドが業界随一の狭さ!ドル円1.1pips(平均)
- cTraderが使えるため、手動でスキャルピングするにはもってこい
- 約定力が高く(99.99%)約定スピードが速い(最速0.188秒の平均0.204秒)
- リクオートやスリッページがほぼ起こらない
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海外FXの自動売買(EA)とは?
自動売買とは、あらかじめ決められたプログラムに従い、システムが自動で取引(トレード)を行うことです。
別名「システムトレード」と言われ、名前の通りプログラムシステムが自分の代わりにFX取引をしてくれます。つまり、最初に方針(プログラム)を決めておけば、後は勝手に日中の忙しい時間も寝ている間も、エントリーから決済まで自動でのため、チャートに張り付く必要がない取引方法です。
ちなみに、自動売買を「EA」と言うことがありますが、EAとはエキスパートアドバイザの略で、MT4・MT5上で使用することのできる、自動売買用のプログラムのことを指します。
海外FX業者のほとんどがMT4・MT5を使用しており、MT4もしくはMT5で稼働する自動売買を使用していることから、「EA=自動売買」が通称となっています。そのため、本記事でも「自動売買=EA」として取り扱っていきます。
この自動売買ですが「楽にFXで収益を得たい」と考え導入を検討している方が多いと思います。ですが、実はしっかり自動売買(EA)を理解しなければ、利益を得るどころか資金を溶かす場合が多々あります。
このリスクを避けるための方法を「最初に知っておいてもらいたいこと」として3項目に分けて解説します。
最初に知っておいてもらいたいこと
- 自動売買(EA)に向いている人
- 自動売買をやるなら海外FXをおすすめ!
- 海外FXの自動売買はVPS環境が必要
自動売買(EA)の利用に向いている人
海外FXの自動売買の利用に向いている人は以下の項目に1つでも当てはまる方です。各項目をタップすると詳細を確認できるのでご自身はどうなのか確認してみてください。
自分のトレード手法が確立していない人
FXは「運」や「カン」ではなく、自分に合ったトレード手法を作り、そのトレード手法に従ったエントリーをしなければ勝ち続けることは難しい投資方法です。しかし、自分に合ったトレード手法の確立には、知識はもちろんですが、ある一定以上の経験が必要になってきます。
ですが、自動売買ならばそのトレード手法がすでにプログラムとして組み込まれているため、経験を積む時間を短縮できる可能性が高いのです。同時に、自動売買からトレード手法のヒントを得ることが可能かもしれません。
そのため、海外FXの自動売買は経験の浅いトレーダーがFXで利益を得るきっかけとして使うとプラスアルファの効果が期待できる方法と言えます。
裁量トレードで結果が出せていない人
裁量トレードを勉強して、経験を積んでも中々勝てない方も自動売買に向いています。特にトレードに感情が入ってしまってうまくいかない方にはおすすめです。
後ほど詳しく話しますが、トレードは感情が入ってはうまくいきません。そのため、トレードに感情が入ってしまう方は、「感情の入る余地がない自動売買」を使うと今までのトレード経験を活かせる可能性が出てきます。
ただし、裁量トレードが面倒と考えているのならNGです。自動売買はまかせっきりでは勝ちにはつながらず、自動売買は使いこなすことで勝ちを得ることができます。そのため、いきなり初心者が勝ち続けるために利用するよりは、相場の知識がある経験者の方が勝てる確率が高くなります。
トレード手法を増やしたい人
自動売買はそれ自体が完結した取引手法ため、導入しただけでトレード手法が増えます。そのため、手法を増やしてチャンスを広げたいと言う方にも自動売買の導入はおすすめです。
トレード手法を増やしたいために自動売買を導入する場合のコツは、「今使っている手法とは違った相場環境で機能する自動売買を探す」ことです。例えば、トレンド相場で有効な手法を使っているのなら、レンジ相場で威力を発揮する自動売買などです。そうすれば、より多くのチャンスを得る手段として活用できます。
自動売買にチャレンジしたい人
自動売買を使ったことがないけど使ってみたい方も歓迎です。初めて自動売買を運用する方は、無料の自動売買を利用して色々な種類の自動売買をお使ってみることをおすすめします。そして、色々な自動売買の中から自分はどのタイプがあっているかを見つけると良いでしょう。
自動売買をやるなら海外FX業者がおすすめ!
自動売買をやるのなら国内FX業者より海外FX業者をおすすめします!海外FX業者をおすすめする5つの理由を以下で解説します。
おすすめ理由をタップすると詳細を確認できます。
ほとんどの海外FX業者がMT4・MT5に対応している
国内FX業者の場合、専用プラットフォームを使用しているため、自動売買は業者提供のものしか使えません。一方、海外FX業者はMT4やMT5での取引が主流のため、自由に自動売買を選び使える利点があります。MT4・MT5は業者が違っても使用方法は同じですから、取引方法や管理画面の使い方を複数覚える必要がないこともメリットです。
ただし、自分で選び判断する能力は必要となるので、ある程度の知識は必要になります。しかし、たとえ業者が提供している自動売買でも、知識がない状態では利益にはつながらないので、さほど問題ない部分と言えます。
追証がないため、借金するリスクゼロ
海外FX業者の多くは、ゼロカットシステムを採用しています。そのため、追証つまり借金の心配がありません。
ゼロカットシステムとは、簡単に説明するとFX業者に預け入れしている証拠金以上の損失が出た場合、損失分を補填してくれるサービスです。
ゼロカットシステムがあることにより、急激に相場が大きく動いて証拠金以上の損失が出た場合でも、証拠金以上の損失分は支払わずに済みます。自動売買は自分が見ていないところでも取引を行っているため、「ゼロカットシステムは安全装置として必須の機能」と言えます。
ちなみに、国内FX業者は法律でゼロカットシステムを導入することが禁止されているため、自動売買を利用していたらいつの間にか借金を抱えていたなどのリスクがあります。
もちろん、ゼロカットがあるからと損失リスクを考えない取引量設定などは論外ですが、安心して自動売買を稼働させられる環境を海外FX業者は提供していると言えます。
ハイレバレッジで資金効率よくトレードできる
短期間・少額資金で資金を数倍にしたいなら、高いレバレッジで取引できる海外FX業者の方が、日本国内のFX業者と比べて断然有利です。これは自動売買を運用する際も同様です。
例えば国内FX業者の25倍レバレッジと海外FX業者の400倍レバレッジを比較すると以下のように証拠金が全く違ってきます。。
ドル円が150円の時、1万通貨(0.1Lot)ポジションを持つ場合
- 国内FX業者→10,000通貨÷25倍×150円=60,000円
- 海外FX業者→10,000通貨÷400倍×150円=3,750円
このポジションを持つ際の証拠金が少ないハイレバレッジのメリットは、ロスカットされにくくなることとつながります。自動売買は必ず勝率が落ち込む時期があるので、その時ハイレバレッジにより証拠金に余裕があれば、ストレスなく自動売買の運用を続けられます。
ただし、ハイレバレッジは資金以上に大きなポジションを持つための制度ではなく、少資金を効率よく運用するシステムのため、資金管理の徹底は必須です。
海外FXはトレーダーに有利な制度が多いのですが、使い方を間違ってしまうと途端にリスクとなってしまいます。もし、海外FXをこれから始めるのでしたら、当サイトの記事を読んで事前に「海外FXのリスクとデメリット」を知っておくことをおすすめします。
取引コストが国内FX業者と比較して低い
一般的に国内FX業者の方が1回の取引の際に発生する取引コスト、つまりスプレッドや取引手数料が安い傾向にあります。しかし、自動売買を運用する場合は逆に国内FX業者は取引コストが高く設定されている場合が多々あります。
例えば通常取引で0.2Pipsの通貨ペアが2~4Pipsなどとなっています。そのため、特にスキャルピングタイプの自動売買では取引コストが大きくなってしまう傾向にあります。
一方、海外FXの場合は、自動売買だからと取引コストが高くなることが無く、選んだ口座タイプで設定されたスプレッドや取引手数料で自動売買が運用できます。そのため、単純に取引コストを考えやすい海外FX業者で自動売買を運用したほうがおトクになります。
ただし、海外FXのスプレッドは変動制を採用しているので、スプレッドが広がる時間帯などを考慮した運用は心掛けなければいけないでしょう。
ボーナス制度が充実しており、様々な特典がある
海外FX業者の使うメリットとして、国内業者がまねできない豊富なボーナス制度があります。
海外FX業者の中には、証拠金が2倍になる100%入金ボーナスや口座開設だけで入金せずに20,000円の証拠金が貰える口座開設ボーナス、取引する度にキャッシュバックが貰えるキャンペーン等、様々なサービス特典を受けることができます。
このボーナスは、ハイレバレッジと合わせて資金効率を飛躍的に高めてくれる効果があるので、自動売買でも積極的に利用すべきです。ただ、海外FX業者の傾向として、「ボーナスと取引環境には相反する関係がある」点には注意です。
簡単に言えば、業者は「ボーナスが充実している=取引環境は平均的」「取引環境が充実している=ボーナスがほとんどない」のどちらかに特化しています。そのため、自分のレベルや資金量に合わせて、どの業者で自動売買を運用したほうがおトクだろうと判断する必要があります。
海外FXの自動売買はVPS環境が必要
海外FXの自動売買はVPS環境での運用をおすすめします。
VPSとは?
VPSとは、Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)の略で、日本語で「仮想専用サーバー」と言われるネット内の専用空間です。
イメージとしてはインターネット上に自分専用のパソコンを持つと考えるとわかりやすいでしょう。
自分専用のパソコンですから、取引ツールなどをインストールすることが可能で、本当の自分のパソコンやタブレッドはVPSの中にあるパソコンを操作するだけと言うイメージです。
VPSで自動売買運用をおすすめする理由は次の3つ。
VPSで自動売買運用をおすすめする理由
- 24時間稼働させられる
- パソコンのスペック不足で注文・決済処理が遅れにくい
- ネット環境の影響で約定力が落ちにくい
自動売買は24時間稼働させる必要があります。もちろん、自宅のPCでも稼働が可能ですが、PCを24時間稼働し続けるのは厳しい場合があります。
また、自動売買は「約定力が高い環境」を好みます。具体的には、プログラム通りに注文・決済できる正確さが求められるのです。そのため、自宅のPCでは例えばPCのスペック不足で処理が遅れたり、ネット環境の問題で約定力が低くなる可能性が考えられます。
その点VPSならば、24時間稼働していてもPCへの負担はありませんし、稼働に必要なスペックの環境を安価でレンタル可能です。また、VPSはネット環境さえあれば場所を選ばないため、出先で自動売買の稼働状況を確認などが簡単にできるメリットがあります。
ただ、どのVPSサーバーを使っても良いかと言えばそうではなく、海外FX業者との物理的距離やVPSサーバーの処理能力など若干専門的知識が必要なことは確かです。そのため、あまり詳しくない方は「FX会社が提供するVPS」を使用することをおすすめします。
今回紹介した無料VPSを提供している業者ならば、MT4・MT5で自動売買を運用するための専用VPSとなるので、ぜひ優先的に検討してみてください。
海外FXで自動売買ソフト(EA)を使うメリット
ここでは海外FXで自動売買をするメリットを4つ紹介します。自身が考えているメリットと照らし合わせてみてください。
各メリットをタップすると詳細を確認できます。
裁量取引と自動売買を相場に合わせて使い分けられる
相場の値動きは大きく分けて、下記の3つに分類されます。
相場の7〜8割はレンジ(横ばい)相場でトレンドが常に発生しているわけではありません。
自動売買は、この7〜8割のレンジ相場に向いており、逆に上昇(下降)トレンドが発生している場合はあまり有効な手法ではありません。逆に、トレンドが発生している場合は、注文を決済せずにもちっぱなしにしておくと利益幅が最大化できるので、裁量トレードのほうが向いています。
そのため、例えばレンジ相場で自動売買を行い、トレンドが発生すると裁量トレードに切り替えるなど利益を得るチャンスを増やすために使うことが可能な取引方法です。また、長期取引を自動売買で行いながら、自分は限られた時間で短期取引を行うなど取引のバリエーションを増やすために大いに活躍できます。
感情に左右されず確実で合理的に取引を行える
世界的に有名な投資家であるマーク・ダグラス氏は、著書の中でトレードにおける損失の原因は恐怖心や自己陶酔から発生するミスであると言っています。
つまり、感情をうまくコントールできず、損失を出すケースが多いということです。
例えば、やけになってポジションを保有したり、損失を取り返そうと無理なポジションを保有したりしてしまい、結局損失を大きくしてしまうような行動をしてしまうわけです。この負けを取り返したいと言う感情は「プロスペクト理論」と言われ、人間の持つ抵抗できない感情の一つとなります。
その点、自動売買の場合は、あらかじめ決められたプログラムどおりに、自動でトレードしてくれるため、当然感情に左右されず合理的にトレードが行えます。
先ほど話した「トレードに感情が入り中々利益が出せない人」にとっては、自動売買のこの特性は大きなメリットとなります。
時間の拘束がなく、自動で24時間取引してくれる
相場は24時間休みなく動き続けていますが、人は24時間動き続けられません。しかも、仕事がある方はチャートを見る時間が限られてしまいます。特に、仕事をしている方は最も値動きが大きくチャンスが多い22時あたりから5時くらいは寝なければいけない時間帯のためなおさらです。
ちなみに、専業トレーダーの方は、日中に仮眠を取って、アメリカ時間(22時から5時)の間は起きている方が多いようです。 つまり、私たちが寝ている間に利益を出せるチャンスが多く存在しているということです。
自動売買なら仕事中も寝ている時間も関係なく、24時間休まずにトレードしてくれるので、時間帯を気にすることなくトレードチャンスを見逃しません。
トレードの時間はほしいが、時間が不定期、時間が取れない方にとっては自動売買はメリットの方が大きい取引方法です。
誰でも簡単に自動売買を始められる
一昔前ならば、自動売買は自分で作り運用しなければいけませんでしたが、今はデータのそろった優秀な自動売買ソフトが安価、もしくは無料で使用できる環境が整っています。そのため、プログラム知識がなく、経験の浅いトレーダーも比較的簡単に自動売買を始めることができます。
自動売買は簡単に言えばプロトレーダーと同じ目線でトレードすることができるツールです。そのため、運用方法さえ間違わなければ、FX初心者の方には大きなメリットがある取引方法です。
海外FXで自動売買ソフト(EA)を使うデメリット
海外FXの自動売買はメリットだけでなく当然デメリットも存在します。以下で自動売買のデメリットを詳しく解説するので、理解した上で自動売買を使うようにしてください。
各デメリットをタップすると詳細を確認できます。
自動売買ソフトのプログラム設定が初心者にとっては難しい
自動売買は大きく分けて4つの種類があります。
自動売買の種類
- リピート注文型・・・自分で通貨ペア、値幅、ポジション数だけを設定する
- ストラテジー選択型・・・他者が設定したストラテジーを選択する
- ストラテジー設定型・・・自分でストラテジーの設定をする
- ストラテジー開発型・・・自分でゼロからプログラミングでストラテジーを作成する
※ストラテジーとは、自動売買プログラムのこと
この中で「リピート注文型」や「ストラテジー選択型」は、初心者でも簡単に利用することができます。
しかし、「ストラテジー設定型」は、トレーダーが自ら自動売買プログラムを設定する必要があるので、裁量トレードで利益が出せている方やバックテストやフォワードテストを何回も行い、利益が出る自動売買プログラムを確立できないと利益を出すのが難しいタイプとなります。
ましてや、「ストラテジー開発型」になると、上記に加えプログラミング知識まで必要となるため初心者にとっては相当難易度が上がってしまいます。
この違いを知らないと、自動売買を上手に利用できない原因になってしまいます。そのため、自動売買初心者は簡単に設定が行える「リピート注文型」か他者が作成した自動売買プログラムを選ぶだけの「ストラテジー選択型」で自動売買を始めることをおすすめします。
自動売買を運用するための費用が必要になる
先ほど「海外FXの自動売買はVPS環境が必要」で話したように、安定的な自動売買運用では次の環境が求められます。
安定的な自動売買運用で必要な環境
- 24時間稼働
- 自動売買が遅延なく稼働していること
- 良好なネット環境
- 業者のサーバーの能力
この環境はVPSを導入すれば、ほとんど達成できますが、そのための費用が発生してしまいます。また、VPSを操作するパソコンと自宅のネット環境の費用が必要です。
このような、費用を捻出するのが嫌だと言う場合は、「自動売買を上手く利用できない=損失が膨らむ」可能性の方が大きいので、自動売買以外の方法を探した方が賢明です。
相場の急変には対応できない場合がある
自動売買は、過去の相場の動きから優位性のあるポイントを判断しエントリーするプログラムが組まれています。そのため、過去の相場の動きにない急激な相場環境の変化では全く機能しない可能性が高くなります。
例えば、重要な経済指標の動きや、世界経済に影響を及ぼすイベント発生時などは自動売買の苦手とする時間帯となります。基本的には、テクニカル分析要素ではなくファンダメンタルズ要素が強くなる状態では自動売買は大きな損失を出してしまう可能性があると認識して使用する必要があります。
今はAI搭載なども見受けられますが、AIもプログラムですから人の判断力には到底及ばないと考えた方が良いでしょう。
自動売買だから動かしっぱなし、任せっぱなしでは稼ぐことは難しいと言える、自動売買のデメリットです。
海外FXでの自動売買(EA)の導入方法を解説
この章では海外FXのMT4・MT5への一般的な自動売買導入方法を解説します。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
海外FX業者の口座開設・入金
海外FXの自動売買の運用は、最初に自分が使いたいと思う海外FX業者の口座開設から始まります。
海外FX業者の口座開設では次の2点を注意してください。
注意点
- MT4もしくはMT5を使用できる
- 自動売買が禁止されていない
上記2点をクリアしている業者ならば、後は自分の好み、スタイルに合わせて業者を選べば問題ありません。ただし、取引口座は裁量トレードと自動売買では別に作ることをおすすめします。口座を別にすることで、資金管理をしやすくなるからです。
自動売買ソフトの入手
自動売買ソフトの入手方法は次の3つの方法が考えられます。
自動売買ソフトの入手方法
- 有料の自動売買ソフトを購入
- 無料の自動売買ソフトを手に入れる
- 有料会員登録し自由にサイト内の自動売買ソフトを使う
この中で海外FXの自動売買初心者は「無料の自動売買ソフトを手に入れる」もしくは「有料会員登録し自由にサイト内の自動売買ソフトを使う」のどちらかの方法をおすすめします。
上記2つの方法をおすすめする理由は、様々な自動売買ソフトを試すことにより自分に合った自動売買のタイプを見つけることができ、自動売買の判別方法が身に付くからです。自動売買はソフトの優秀さがそのまま成績となるので、「自分自身で自動売買ソフトを選べる能力を身に付ける」ことが勝つための必須条件となります。
VPSの契約
自動売買を安定的に稼働させるVPSの契約は「業者提供のVPSを使用」と「個人でVPSを契約」の2通りがあります。
「業者提供のVPS」を使用する場合は問題ないのですが、「個人でVPSを契約する」場合はレイテンシー(距離的遅延)を考慮したVPS業者と契約するようにしてください。
レイテンシー(距離的遅延)とは?
レイテンシー(距離的遅延)とは、物理的距離が離れているため通信情報の到達速度が遅くなってしまう現象のことです。レイテンシーがあると注文や決済が狙ったところからずれてしまうスリッページが発生しやすくなってしまいます。
例えば海外FX業者のサーバーがヨーロッパ、VPSサーバーが日本ではレイテンシーが発生する可能性が高いわけです。VPSを使って自動売買を運用するのは24時間稼働させるだけでなく、約定力を確保する目的もあるので、VPSを選ぶ際はVPSサーバーの設置場所に気を遣うと精度の高い自動売買の運用ができます。
MT4・MT5のダウンロードインストール
自動売買ソフトを使うためのMT4・MT5は口座開設した海外FX業者のホームページからダウンロード可能です。業者提供のVPSの場合はすでにMT4・MT5がインストール済みの場合があるので、その場合はインストール済みのMT4・MT5を使えば問題ありません。
なお、VPSへのMT4・MT5のインストールはVPS上でMT4・MT5をダウンロードし、そのままインストール操作すると手間や間違いが少ないのでやってみてください。
自動売買ソフトのインストールと起動方法
海外FXのMT4・MT5で運用する自動売買はほとんどの場合、EA(エキスパートアドバイザー)にインストールして使用するタイプなのでその方法を解説していきます。
※今回はMT4を例にインストール起動手順を解説していますがMT5の場合も同じ手順となります。
STEP
自動売買の起動
自動売買を起動させる場合は上部の「自動売買」アイコンをクリックすることで自動売買のON・OFFのコントロールが可能です。また、チャート右上に「スマイリーマーク」が表示されるので「笑っていれば正常に自動売買が起動している」「笑ていない場合は自動売買が停止している」の判断が可能となっています。
別の自動売買ソフトを起動させる場合は、新しいソフトを上記手順で起動させると自動で切り替わります。
画像のように「マウスを右クリック」し、メニューを表示させ「エキスパートアドバイザー」→「削除」で自動売買の適用を終了することも可能です。
削除を選択しても、インストールしたプログラム本体は削除されません。
海外FXの勝てる自動売買(EA)の見つけ方と稼働環境
自動売買は自動売買ソフトの能力がそのまま損益に直結する取引方法のため、優秀な自動売買(EA)を見つけることが稼ぐためのただ一つの方法と言っても過言ではありません。同時に自動売買の稼働環境も成績に直結する部分です。
そこで、ここでは「優秀な自動売買(EA)の判断方法」と「自動売買運用におすすめな稼働環境」についてを解説します。
優秀な自動売買(EA)の判断方法
実は自動売買は実際に使ってみないと優秀な自動売買(EA)なのか、つまり稼げる自動売買(EA)なのかの判断ができない部分があります。しかし、以下の4点の情報から、おおよその能力を知ることができるので、自動売買ソフトを選ぶ際の参考にしてください。
各選定基準をタップすると詳細を確認できます。
バックテストとフォワードテストの成績
自動売買ソフトの優秀さを見る指針の一つに勝率があり、勝率の検証方法は次の2つがあります。
バックテストとは過去チャートを使って自動売買のロジックを当てはめ、勝率を確かめる方法のことを言います。
相場は過去と同じ動きをする可能性があることに着目した検証方法で、短時間で多くのチャートデータと照らし合わせることができるので、このデータの取得期間が長ければそれだけ信頼性は増す傾向にあります。
しかし、「相場は生き物」と言われるように、相場に参加している人々の傾向によってその時の流行的な値動きになる場合が多々あります。そのため、バックテストの成績のみでは今勝てる自動売買なのかを判断するのは不十分な情報です。
そこで重要になってくるのがフォワードテストの成績。フォワードテストとは実際に動いているチャートを使って自動売買を稼働させたときの勝率になります。簡単に言えば、今の相場の流行でも通用するのかを確認した結果です。
この2つの成績が優秀、つまり過去の膨大なデータの中でも利益を増やせ、実際に稼働しても利益を出せる自動売買ソフトが今後も利益を出せる可能性が高い自動売買ロジックとなります。
また、「試行回数も確認しなければいけない事項」です。例えば「10回中8回勝てている」と「1,000回中600回勝てている」では、分母が大きい1,000回の方がデータとしての信頼性は高くなります。基本的には試行回数1,000回以上のデータを元にした成績を出している自動売買ソフトを選ぶ方が確実性は高い傾向にあります。
プロフィットファクター(PF)と最大ドローダウン
- プロフィットファクター(PF)
- 総利益額と総損失額の比率
- 計算式:総利益額÷総損失額
- 最大ドローダウン
運用中に最大でどのくらい損失が大きくなったかを表す数値。50%ならば最大で資金の50%つまり資金が半分になったことを表している。
この2つの数値もデータで自動売買の性能を見る際に重宝します。
プロフィットファクターについては目安としては「1.3以上が良い」とされています。ただ、あまり良すぎるとギリギリの値で運用している、例えば損切設定が非常に広いなどの場合が考えられるので気を付けるべき点です。
最大ドローダウンについては「約10%~15%」が平均です。自動売買は常に勝てるソフトは存在せず必ず損失が膨らむ時期があります。この損失が膨らむ時期が少ない方が運用していてストレスなく使えるソフトなので、利益のグラフなどで「ゆっくりでも確実に右肩上がりになっている」自動売買ソフトを選ぶことも1つのコツです。
ただ、プロフィットファクター(PF)、最大ドローダウンは、最初に話したバックテスト、フォワードテストの期間と試行回数を十分に行っていることが前提の数値であることが条件となります。
入手先の信頼性
海外FXの自動売買は信頼のあるサイトからの入手をおすすめします。理由としては、「信頼のおけるサイトに掲載されている=データなどが信用できる可能性が高い」からです。
信頼のあるサイトは次のような基準で判断できます。
信頼のおけるサイトの判断基準
- 口コミの評判
- 情報公開の透明性
- 新しい情報や自動売買を常に更新している
上記基準を満たす良好な自動売買(EA)入手先として下記の2か所を紹介します。
MQL5サイト:
MOL5サイトはMT4を開発したメタクオーツ社が提供しているFXに関する様々なサービスにリンクできるサイトです。その中に自動売買提供サイトもあり、様々な自動売買を取り扱っています。
ただし、初心者が開発したEAなどもあり、優秀なEAは有料の場合が多いため自動売買を選ぶには若干知識が必要なサイトとなります。
GogoJungle
GogoJungleはFXの情報発信とFX商材の販売サイトとなります。非常に多くの商材を扱っており、自動売買についても多くの種類を販売しています。ただし、サイトの形式が個人売買の仲介なので、少し上級者向けの自動売買入手先です。GogoJungleを利用する場合は、サイト内で販売者に質問ができるので、自動売買の詳しい内容を聞き、誠実に答えてくれる販売者の商品を購入するのがポイントです。
ロジックをはっきり明記しているか
ロジックとはどのような相場状況で何を根拠に注文・決済をしているかと言う取引ルールのことを言います。
例えば、ナンピン型ならば相場が反転するまで注文を繰り返すわけですが、何回繰り返すのか、資金量などを考慮しているかなどがわからなければ、資金の増減が予定より激しすぎるなどになってしまうリスクがあります。
ロジックを理解している自動売買ソフトを使うことにより、例えば利益が出ていない時利益が出ない理由がわかり改善できる可能性があります。
自動売買はまかせっきりではなく、使いこなすことで利益に結び付く取引方法です。例えるなら、アクセルを踏んでハンドルを切れば車は走る程度の認識の人と、車の構造を理解し運転している人では明らかに事故率や故障率に差があるのと一緒のこととなります。
自動売買(EA)入手前に開発者に質問できるのならば、ぜひロジックや疑問点などを詳しく質問し、納得した上で使用することをおすすめします。
自動売買運用におすすめな稼働環境
海外FXで自動売買を運用する場合、自動売買ソフトの性能とともに自動売買を運用する海外FX業者の取引環境が重要となってきます。そのため、自動売買を運用する海外FX業者を決める際は以下の4点に注目して選ぶことをおすすめします。
各海外FX業者の基準をタップすると詳細を確認できます。
取引コストが安い
特に短期売買を繰り返すタイプの自動売買ならば、スプレッドや取引手数料が安い業者を優先に選ぶべきです。短期売買になればなるほど1回の取引コストのウエイトが増し、データ通りの利益を得るのが難しくなってしまうからです。
ただし、過度のスキャルピング(1分間に何十回など)の自動売買は業者の禁止事項に触れる可能性もあるため、事前に各業者の禁止事項は確認しておくようにしてください
約定力が高い
自動売買において約定力の高さは重要な要素となります。自動売買のロジックが優秀でも約定力が低くてスリッページや約定拒否が多くては正確な注文や決済ができなくなってしまうからです。
ただ、約定力などの取引環境を優先すると海外FX初心者には若干敷居の高いFX業者となってしまうので、この部分は自分のレベルや使いたい自動売買のロジックなどを総合して検討する部分です。
VPSを提供している
「海外FXの自動売買はVPS環境が必要」で話した通り自動売買運用はVPS環境がおすすめです。しかし、どのVPS業者が最適かを選ぶのは難しい部分なので、業者が提供しているVPSを利用した方が確実と言えます。
海外FX業者が提供しているVPSならば、約定力と自動売買を安定的に稼働させる能力を持ったVPSを提供しているはずですから安心して自動売買の運用ができます。本記事ではVPSを無料もしくは安価で提供している業者を紹介しているので、自動売買初心者はその中から業者を選んだほうが間違いは少なくなります。
自動売買で使えるボーナスがある
自動売買は月単位でマイナスになる場合があるため、資金量に余裕があった方がストレスなく運用することができます。そのため、特に小額から自動売買を始める場合は入金ボーナスなどを利用して資金量を増やす方向で始めることをおすすめします。
また、海外FX初心者で自動売買を初めて運用する方は口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用すれば、少額で自動売買の運用をしながら、リスクの少ない状態で効率的な使い方を学ぶことが可能です。
海外FXで自動売買(EA)を運用する際の注意点
海外FXの自動売買を運用する際の注意点として3点解説します。特に初めての方は一度目を通し、効率的な運用をするための参考にしてください。
各注意点をタップすると詳細を確認できます。
高額で詐欺まがいの自動売買ソフトを販売している人がいる
昨今では、一個人がインターネット上で自動売買ソフトを販売しているケースも珍しくありません。その中には、かなり高額で自動売買ソフトを販売している人も見受けます。高額だからと言って、詐欺とは断定できませんが、実際に高額な自動売買ソフトを購入して、まったく勝てないという方もいます。
「FX取引」や「先物取引」の自動売買ソフトを「絶対に儲かる」などと偽り販売していたとして、大阪西区のソフトウェア会社WAOの代表取締役片和男容疑者(33)ら13人を詐欺などの容疑で逮捕した。全国で約1,000人から約9億5千万円あまりを販売していたとみられている。
引用:JC-NET
少し厳しい言い方となりますが、FXや自動売買に「楽」や「簡単」を求めると上記のような詐欺が「神手法」に見えてしまいます。
しかし、投資に「絶対」はなく自身の知識と経験のみが利益を得る手段ということを知っておかなければいけません。自動売買はあくまで自身の知識と経験を補助するツールでしかないのです。
自動売買ソフトは本記事で解説したように、信用のおけるサイトを利用し、データを理解できる知識を身に着け、データを元に選ぶことが大切です。
少額から開始し、常に損失リスクを考慮する
自動売買ソフトはデータやロジックが優秀でも、「今の相場で実際に稼働させてみなければ本当の実力がわからない」ものです。そのため、最初は少Lotで運用を始め、自動売買ソフトの特徴を掴むことが大切となります。
また、自動売買ソフトは相場の急変で口座資金が一気に無くなる可能性も考慮しなければいけません。この損失リスクを最小にするためには、最大ドローダウンのデータなどを参考に口座資金を必要以上に入れておかないなどの対策が必要な取引方法です。
自動売買取引は裁量取引以上に損益の波が激しい場合が多々あるので、資金管理には最大限考慮した運用を心がけてください。
自動売買(EA)に任せっぱなしにしない
「自動売買は稼働したら後はお任せ」と思われがちですが、実際は相場状況に合わせて使わなくては勝ち続けることができません。具体的には定期的にロジックのチェックや経済指標時はOFFにするなど管理をしなければいけない取引方法です。
なぜなら、為替相場はいつも同じではなく一定周期で流れが変わりますが、この流れの変化を自動売買のプログラムは感じ取ることができないからです。
自動売買は「自分の裁量と経験+確立された取引ルール」と言うイメージで使うことが効率的に運用するコツです。つまり、「自動売買だから大丈夫」ではなく「自動売買を使いこなして利益を得るためには」と常に考え続けることが自動売買で利益を得るには大切なことです。
よくある質問
自動売買はスマホでも使えますか?
スマホ版のMT4は新しくプログラムをインストールする機能が無いため、スマホだけでは自動売買はできません。
また、もしスマホ用のEAがあったとしても電波の安定性が確保できず正確な注文・決済ができない可能性があるのでおすすめしません。それよりも、スマホはVPSで稼働させている自動売買の監視用に使ったほうが自動売買で利益を得るには効率的です。
自動売買は自分が見ていないところで大きな損失を出してしまうデメリットがあります。このリスクを減らすためにスマホで定期的に相場状況を監視していれば出先でも損失を避けられる可能性が高まります。
スマホは便利ですが、機械には適材適所があります。スマホは自動売買監視用と割切り、パソコンの準備とVPSの契約をおすすめします。
50万円する自動売買ツールは本物でしょうか?
自動売買が本物かどうか、つまり優秀で稼げるかどうかは値段では判断できません。あくまで、自動売買を運用したデータとデータが信用できるのかが大事になってきます。
まだ、稼働環境などが影響してくるので、自動売買を始めるにはある程度の知識を持つ必要があります。
具体的なことは本記事の「海外FXの勝てる自動売買(EA)の見つけ方と稼働環境」で解説しているので一度じっくり読んでみてください。
EAは儲からないとの評判があるのですが本当でしょうか?
EA(自動売買)が儲からないのではありません、使い方を間違っているから儲からないのです。
EA(自動売買)は優秀な自動売買を見つける知識と効率的な運用をする経験があれば、稼ぐための大きな武器となります。逆に、EA(自動売買)にまかせっきりでは稼ぐ手段になりません。
本記事ではEAの選び方・使い方を徹底的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。