ゴールド(GOLD・金)はボラティリティが高く、大きな利益を見込める取引銘柄です。しかし、スプレッドや約定力など業者によって違いが大きいため、どの業者を選べばよいか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこでこの記事ではゴールド取引におすすめの海外FX業者を5社厳選して紹介します。また、ゴールドについての詳しい知識を解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。
- ゴールドを取引する海外FX業者を選ぶポイントは「約定力」「スプレッド」「ボーナス」の3つです。この3つの基準を詳しく解説します。
- 「約定力」「スプレッド」「ボーナス」と業者の信頼性などを加味し、ジナコイン編集部が厳選した「ゴールド取引におすすめ業者」を5社紹介します。
- ゴールド取引が初めての方に向けて「ゴールドとはどのような特徴を持っているか」「ゴールド取引の基本事項」を詳しく解説します。
目次
海外FXでゴールド(GOLD)取引できるおすすめ業者5選
スクロールできます
ジナコインFXがゴールド取引でおすすめする海外FX業者は上記の5社です。選ぶ基準は「スプレッド」「約定力」「ボーナス」の3点、もちろん業者の信頼性が大前提となっています。
以下で各業者ごとにおすすめ理由を解説します。
※ここで紹介するスプレッドはジナコインFXが計測し平均したリアルスプレッド(毎週火曜23:00計測)のため、各社の公式サイト発表と差異があります。
1位:Exness
ゴールドの取引条件 |
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スプレッド | ・スタンダード口座:1.7 ・ゼロ口座:0.0 ・ロースプレッド口座:0.5 ・プロ口座:1.1 |
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約定力 | 〇 |
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ボーナス | 無し |
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※スプレッド単位はPips
Exnessはボーナスこそありませんが、ゴールド取引で最も大切なスプレッドが狭く、約定力が高い海外FX業者です。また、無制限レバレッジ(実質21億倍)も小資金で大きな利益を狙いたいトレーダーには魅力でしょう。
おすすめの口座タイプはプロ口座。ゼロ口座やロースプレッド口座と比べてスプレッドは若干広いものの、取引手数料がなく「即時約定」の約定方式を採用しているため、スリッページがないことからゴールドのスキャルピングに最適な口座となっています。
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Exness公式サイト:https://www.exness.com/ja/
Exnessの基本情報
運営会社 | Exness (SC) Ltd社 |
設立 | 2008年 |
所在地 | 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles |
金融ライセンス | キプロス証券取引委員会(CySEC) イギリスの金融行動監視機構(FCA) |
最大レバレッジ | 最大2,000倍 ※諸条件をクリアすると無制限 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.1pips |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス |
マージンコール/ロスカット | 60%/0%、40%/40% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 無し |
最小入金額 | 10ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4・MT5 |
Exness(エクスネス)は2008年にサービスを開始した老舗の海外FX業者です。一時日本マーケットにも進出しましたが撤退しており、再度2020年より日本マーケットへ参入しました。15の言語のマーケットにサービスを展開しており、ワールドワイドな業者です。
金融ライセンスはセイシェル共和国金融庁から取得おり、親会社は信頼性が非常に高い、キプロス証券取引委員会(CySEC)やイギリスの金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。
Exnessの主な特徴は、最大レバレッジ2,000倍(諸条件をクリアすると無制限)、追証なしで借金のリスクゼロ、他海外FX業者と比較しスプレッドが圧倒的に狭い、ロスカット水準0%でハイレバトレードができることです。
また日本語のサポートデスクも充実しています。
このユーザーへ好環境を提供するExnessのメリット・デメリットは以下のようになります。
- 複数の国の金融ライセンスを取得し信頼性が高い
- 公式サイトの情報開示量が豊富のため透明性が高い
- 資金力を感じるサービスや事業展開をしており倒産リスクが低い
- 日本語のサポートが充実している(月~金 12時~20時で可能)
- 最大レバレッジは2,000倍で少額(1ドル)から入金可能で取引できる
- 諸条件をクリアすると無制限レバレッジを使うことができハイレバトレードできる
- 非常に狭いスプレッド(ドル円/1.1pips、ユーロ円/1.9pips※スタンダード口座|ドル円/0.7pips、ユーロ円/1.2pips※プロ口座)
- ロスカット水準0%なのでギリギリまでポジションを保有できる
- 取扱商品数が多い(107種類の通貨ペア)
- ゴールドがスワップフリーで取引できる
- 追証なしで借金するリスクゼロ「ゼロカットシステム」
- 取引ツールはMT4・MT5の両方に対応
- 最低入金額1ドル~と少額から取引可能
- 日本円の入金だけではなくBitcoinでも入金・出金可能
- 人気NO.1のXM社と比較しても多くの要素でExnessの方が上である(レバレッジ、ロスカット水準、スプレッドの狭さ、商品数、運営歴)など
- 取引環境注力により口座開設ボーナスや入金ボーナスの提供がない。
- 日本に再進出しての運営実績が浅いため知名度が低い
- レバレッジ無制限はMT4でしか使えない
- スタンダード口座以外では最低入金金額1,000ドル~と初心者の方にはハードルが高い
Exnessは海外FX業者特有の口座開設ボーナスや入金ボーナスキャンペーンは実施していないためボーナス目当ての方には向いていないません。ですが、スプレッドや取引環境を整備することでユーザーへ還元しています。
2位:XMTrading
ゴールドの取引条件 |
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スプレッド | ・スタンダード口座:3.6 ・ゼロ口座:1.3 ・KIWAMI極口座:2.1 |
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約定力 | 〇 |
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ボーナス | ・15,000円口座開設ボーナス |
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※スプレッド単位はPips
XMTradingのスプレッドは平均よりやや広い傾向があり、スキャルピングよりもデイトレード向きの業者になります。しかし、日本人の登録者数が最も多く信頼性の高い海外FX業者のため、大きな資金を預けてゴールド取引をしたいトレーダーに最適です。
XMのゴールド取引におすすめ口座は取引手数料のないKIWAMI口座です。ボーナスを提供している他業者と比較してもKIWAMI口座のゴールドのスプレッドは2.1pipsと狭く設定されています。
KIWAMI口座はスプレッドの狭い口座であるにもかかわらず15,000円口座開設ボーナスをもらうことができるため、これからゴールド取引を始めたいトレーダーがリスクゼロで取引を始めることが可能です。
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XMTrading公式サイト: https://www.xmtrading.com/register/
XMTradingの基本情報
運営会社 | Tradexfin Limited. |
設立 | 2009年 |
所在地 | Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル金融庁、モーリシャス金融庁 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.8~2.0Pips(スタンダード口座) |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 127銘柄(通貨ペア、貴金属、株価指数、商品、エネルギー、仮想通貨) |
マージンコール/ロスカット | 50%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 制限なし |
最小入金額 | 5USD(約500円) |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4/MT5 |
XM Tradingは「FX=XM」と言って良いほど日本で最も口座開設数が多い人気の海外FX業者です。人気の理由は「総合力の高さ」。会社の信頼性、レバレッジ、サポート力、ボーナスなどどれも平均以上のレベルを確保している点です。
特に世界各国で金融ライセンスを取得し、2018年にはサービスの質が評価され、World Finance Magazineより2018年のベストFXブローカー、ヨーロッパ賞を受賞しているなど、信頼性が非常に高い海外FX業者となります。
取引環境面では約定力が非常に高く、ゴールドなどのCFD商品のスプレッドは比較的狭くなっています。一方、FX銘柄のスプレッドは他社より広く、取引手数料や入出金手数料が高めの設定となっているデメリットもあります。
ただ、口座開設ボーナス、入出金ボーナス、ロイヤリティプログラムなどが使いやすいこともあり初心者から中級者に人気の一社です。
XMのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 会社の信頼性・安全性が非常に高い
- 出金拒否のウワサなし
- 口座開設・入金ボーナスなどの使いやすいキャンペーンが豊富
- ロイヤリティプログラム(取引ボーナス)が初心者でも使いやすい
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- ゴールドやCFD銘柄のスプレッドが他海外FX業者と比較してかなり狭い
- 24時間365日仮想通貨銘柄の取引ができる
- 99.35%の注文が1秒以内に執行される約定力の高さ
- 無料VPSを使える(条件アリ)
- ストップレベルが0
- 完全日本語対応のサポート
- FX銘柄スプレッドが広い
- ゼロ口座の手数料高め
- レバレッジ制限が厳しい
- 利益の出金が銀行出金のみ、手数料が高い
基本的にどの取引スタイルでもさほど不便なく利用できる汎用性の高い業者なので、迷ったらXMでとりあえず口座開設して、それから自分のスタイルの合わせた業者を探してみてはどうでしょうか。
3位:Vantage Trading
ゴールドの取引条件 |
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スプレッド | ・STANDARD口座:2.3 ・ECN口座:0.7 |
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約定力 | 〇 |
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ボーナス | ・15,000円口座開設ボーナス ・120%入金ボーナス |
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※スプレッド単位はPips
Vantage Tradingは海外では非常に信頼性の高い海外FX業者のため、大きな資金を預けてゴールド取引をしたいトレーダーに向いています。同時に15,000円の口座開設ボーナス、120%入金ボーナスをもらいながらスプレッドの狭い口座タイプでゴールド取引をしたいトレーダーにもおすすめです。
理由は口座開設ボーナス、入金ボーナス両方ををもらえる口座タイプのスプレッドが有名海外FX業者の中で最も狭いからです。
口座開設・入金ボーナスをもらえる口座の
ゴールドスプレッド比較
- Vantage Trading(STANDARD口座):2.3Pips
- Swift Trader(スタンダード口座):2.7Pips
- XM(スタンダード口座):3.6Pips
- FXGT(Optimus口座):3.8Pips
取引環境重視の海外FX業者にはスプレッドの狭さは敵いませんが、ボーナスを活用しながらおトクにゴールド取引をしたい方におすすめです。
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公式サイト:https://www.vantagetradings.com/
Vantage Tradingの基本情報
運営会社 | Vantage Prime Trading Limited |
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設立 | 2009年 |
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所在地 | 10 Manoel Street , Castries , St.Lucia |
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金融ライセンス | ・オーストラリア証券投資委員会(ASIC) ・バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) ・英国金融行動監視機構(FCA) ・南アフリカ金融行動監視機構(FSCA) ・ケイマン諸島金融庁(CIMA) |
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最大レバレッジ | 2,000倍 |
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平均スプレッド(USD/JPY) | ・スタンダード口座:2.3pips ・RAW口座:0.3pips ・プレミアム口座:0.6pips |
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約定力 | 高水準 |
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取扱い銘柄数 | ・FX通貨ペア|58種類 ・貴金属|10種類 ・エネルギー|10種類 ・コモディティ|14種類 ・株価指数|50種類 ・仮想通貨|64種類 ・ETF|57種類 ・債権|14種類 ・株式|841種類 |
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口座タイプ | ・スタンダード口座 ・RAW口座 ・プレミアム口座 |
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マージンコール/ロスカット | 30%/10% (プレミアム口座:30%/0%) |
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追証 | なし (ゼロカットシステム採用) |
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取引制限 | 口座残高によるレバレッジ制限 (銘柄ごとに異なる) |
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最小入金額 | 50ドル (プレミアム口座:3,000ドル) |
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日本語サポート | あり(24時間対応) |
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トレードツール | ・Meta Trader4 ・Meta Trader5 ・Pro Trader |
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公式サイト | https://www.vantagetradings.com/ |
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Vantage Tradingは2009年に設立された海外FX業者で、2020年3月に日本展開を開始、同年11月には一度日本から撤退している過去がありまが、2022年8月には日本国内でのサービス展開を再開し、成長中のFX業者として知られています。
Vantage Tradingでは最大レバレッジ2,000倍でのトレードが可能なほか、リスクなしの口座開設ボーナスや豊富な入金ボーナスが魅力。資金が少ない初心者トレーダーでも利益を出しやすい環境が整っているため、なかなか利益を出せない人は試してみたいところ。
さらにボーナスを活用して約1,000種類の銘柄を取引できるうえ、ストップレベルは0pipsのためスキャルピングにも適したスペックです。独自の取引ツールや自動売買でのトレードなど、幅広い戦略で利益を狙えます。
その反面、口座残高によるレバレッジ制限やボーナスを使えないプレミアム口座など、注意しておくべきポイントもあります。
Vantage Tradingのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 最大レバレッジが2,000倍と高い
- 最大10,000ドルを受け取れる最大120%の入金ボーナスを常時開催
- 約1,000種類の豊富な銘柄を取引できる
- 全通貨ペアでストップレベル0pipsとスキャルピングにも向いている
- ロスカットラインが0%〜10%と低く設定されている
- スキャルピングや自動売買(EA)によるトレードも制限されていない
- 独自の取引プラットフォームである「Protrader」を利用できる
Vantage Tradingのデメリット
- 国内送金と仮想通貨でしか入金できない
- 口座残高によるレバレッジ制限が適用されている
- プレミアム口座の初回最低入金額が3,000ドル
メリットとデメリットを総合的に判断しても非常に使いやすいFX業者だといえるので、ぜひ気軽に口座開設をしてみてください。
4位:Swift Trader
ゴールドの取引条件 |
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スプレッド | ・スタンダード口座:2.7 ・ECN口座:1.6 ・プロ口座:1.8 |
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約定力 | 〇 |
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ボーナス | ・15,000円口座開設ボーナス ・150%入金ボーナス |
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※スプレッド単位はPips
Swift Traderは3位のVantage Trading同様に15,000円口座開設ボーナス、150%入金ボーナスをもらいながら狭いスプレッドでゴールド取引をしたいトレーダーにおすすめです。
Swift Traderは2024年にサービスを開始したばかりの新興の海外FX業者ですが、ボーナスと取引環境の両立を目指しており、ボーナスを提供しながら全銘柄で比較的狭いスプレッドを提供しているためゴールド以外を取引したいトレーダーにもおすすめです。
Vantage Tradingとはボーナス金額やゴールドのスプレッドが同レベルなので、ボーナスをもらいながら両業者の取引環境やサービスの差を確かめても良いでしょう。
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公式サイト:https://swifttrader.com/jp/
Swift Traderの基本情報
運営会社 | Swift Trader Ltd |
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サービス名称 | Swift Trader(スイフト トレーダー) |
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設立 | 2023年9月8日 |
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事業者登録番号 | HY00923430 |
会社許可番号 | T2023364 |
所在地 | 106/3 Spring St, Sydney, NSW, 2000 Australia |
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電話番号 | +61 2 8006 2422 |
Eメール | info@swifttrader.com |
アジアオフィス | 1-13A, First Floor, Paragon, Jalan Mustapha, 87000 Labuan F.T., Malaysia |
金融ライセンス | Comorrow(コモロー)、Labuan(ラブアン) |
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最大レバレッジ | 1,000倍 ※仮想通貨(暗号資産)は500倍 |
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平均スプレッド(USDJPY) | standard:2.0Pips ECN:0.5Pips Pro:1.4Pips |
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約定力 | 〇 |
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取扱い銘柄数 | FX:53銘柄 Metal:5銘柄 Commodities:3銘柄 Indices:9銘柄 Crypto:17銘柄 |
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マージンコール/ロスカット | 80%/20% |
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追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
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取引制限 | なし |
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最小入金額 | 2,000円 |
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日本語サポート | あり |
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トレードツール | MT5 |
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Swift Trader(スイフトトレーダー)は2024年5月にオーストラリアでサービスを始めた全く新しい海外FX業者です。
新興の業者と聞くと心配になる方がいると思いますが、Swift TraderはAxi創業者や業界経験の長いプロジェクトメンバーで構成され、サービス開始からComorrowの金融ライセンスを取得しているなど体制とノウハウは万全のFX業者です。
Swift Traderの最大の特徴はボーナスと取引環境の両立ができていること。
通常のFX業者でしたらどちらかに偏りがちですが、Swift Traderの場合は自動化、効率化で人員を少なくし、その分の費用をボーナスやスプレッドの狭さでユーザーに還元する準備をしています。
このSwift Traderのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 豊富なボーナスキャンペーンを開催
- レバレッジ1000倍で追証なし:大胆なトレードが可能
- 初心者から上級者まで対応している口座タイプ
- 競争力のあるスプレッドと充実した取引銘柄
- MT5対応で幅広い戦略を行える
- 最低入金額2,000円:十分な入金・出金方法
- 24時間対応の日本語サポート
Swift Traderはボーナスの充実と取引環境の良さを併せ持った全く新しいコンセプトで誕生した海外FX業者です。
経営履歴が無い点がデメリットですが、パートナーとしてサービス開始前から関わってきた印象では十分に信頼できる体制を構築している業者と言えます。
5位:TitanFX
ゴールドの取引条件 |
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スプレッド | ・ZEROスタンダード口座:2.3 ・ZEROブレード口座:2.27 |
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約定力 | ◎ |
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ボーナス | 不定期 |
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※スプレッド単位はPips
TitanFXのゴールド取引の強みは約定力の高さです。約定力は自身の取引環境に左右される部分もありますが、業者がどのように対策しているかが重要なポイントです。TitanFXは「Zero Pointテクノロジー」「エクイニクスNYサーバー」など約定力を約束する環境構築を公表しており、ゴールド取引の際は確実なエントリーが可能な海外FX業者です。
特にゴールドはボラティリティが激しいため、スリッページや約定拒否が発生すると、いくらスプレッドが狭い業者でも不利なレートで約定されてしまいます。TitanFXゴールドのスプレッドは平均的ですが、約定力が非常に高いため、結局TitanFXの方がスプレッドが狭いことが多々あります。
ゴールド取引で利用できるボーナスがないため、優先順位は若干低くなりますが、スリッページや約定拒否を極限まで少なくしたいトレーダーは選択肢として有力な一社です。
\ 業界屈指の取引環境を求めるのならば選択すべき1社! /
TitanFX公式サイト:https://titanfx.com/jp
TitanFXの基本情報
運営会社 | Titan FX Limited |
設立 | 2014年 |
所在地 | バヌアツ共和国 |
金融ライセンス | VFSC:バヌアツ金融サービス委員会 |
最大レバレッジ | 500倍(制限なし) |
平均スプレッド(USD/JPY) | スタンダード口座:1.33Pipsブレード口座:0.33Pips(手数料往復7ドル) |
約定力 | 高い |
取扱い銘柄数 | 150種類以上 |
マージンコール・ロスカット | 50%・20% |
追証 | 無し(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 無し |
最小入金額 | 200ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | (アプリあり) |
TitanFXは2014年に設立された取引環境重視の海外FX業者です。設立は日本人にも人気のあった「Pepperstone(ペッパーストーン)」のメンバーが行っており、設立されてからの年月以上のノウハウを持っています。
金融ライセンスはもちろんのこと、顧客資産はNBV(バヌアツ国立銀行)とNAB銀行(ナショナルオーストラリア銀行)に分離分割されており、世界各国に拠点を構えていることから安全性・信頼性は一定以上に保たれている海外FX業者と考えて良いでしょう。
このように日本においても安全性・信頼性を確認できるTitanFXの最大の特徴は「約定力の高さ」。約定力は根拠が必要な部分ですが、TaitanFXは次のような根拠を準備しています。
TitanFXの約定力の根拠
- 50社以上のリクイディティプロバイダーと契約
- ZeroPointテクノロジー
- Equinix社のデータサーバーを利用
また、スプレッドに関しても業界最狭クラスとなっており、取引制限もない事からスキャルピングトレーダーにとって非常に有利な取引環境になっています。同時にレバレッジ制限が無くCFD商品についてもレバレッジ500倍が採用されており、口座資金に余裕を持たせたハイレバレッジで取引も可能です。
ただし、TitanFXはボーナスキャンペーンをほとんど行わず、また初回最低入金が200ドルからと若干高めの設定のため、初心者が小資金でFXを始めるためには向かない業者と言えます。
TitanFXのメリット・デメリットは以下のようになっています。
- 一定以上の安全性・信頼性を確保している
- 追証なしで借金するリスクゼロ
- 約定力が高い根拠を持っている
- スプレッドが業界最狭クラス
- 取引制限が無くスキャルピングやEA(自動売買ソフト)が使い放題
- ストップレベルが0のため長短取引でも指値や損切が置きやすい
- 最大レバレッジ500倍、レバレッジ制限無し
- CFD商品もレバレッジ500倍で取引可能
- サポートは日本語対応
- 初心者に有利なボーナスキャンペーンをほとんど行わない
- 顧客の資金管理は信託保全ではなく分離分割
- 初回最低入金金額のため200ドルと初心者がお試しで使いにくい
以上のことからTitanFXは中級者以上のトレーダーが、FXでさらなる高みを目指したい場合に選択すべき業者の候補として有力な1社です。
海外FXでゴールド(GOLD)を取引する業者を選ぶポイント
今回紹介したゴールド取引でおすすめする業者の選定基準である「スプレッド」「約定力」「ボーナス」について以下で詳しく解説します。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
スプレッドが狭いか
スプレッドの狭い業者を選ぶことがポイントです。
スプレッドは利益に直結するので狭いに越したことはありません。ゴールドのスプレッドはFX業者によって大幅に異なります。例えば、XMの場合ならゴールドの平均スプレッドは3pipsです。しかし、TitanFXでは平均スプレッドが1.5pipsと1.5pipsもの差がわかります。
スプレッドは取引コストなので、スプレッドは小さければ値動きの幅が小さくても利益になります。取引回数が増えるほど、取引コストがかさむのでスプレッドがなるべく狭い業者を選びましょう。
約定力が高いか
約定力とは「希望した価格で注文が成立する能力」です。短期取引ほど「希望した価格で注文が成立する能力」は非常に重要な指針の一つです。
具体的には約定力が低い場合、以下のようなデメリットがあります。
約定力が低い場合に発生する不具合
- リクオート:
希望した価格で約定されず、再度ポジションを持つかの判断を促す表示がされる。再度注文する場合は、今の価格での約定となる。
- 約定拒否:
希望した価格で約定されず、再約定の表示もされない。そのため、ポジションを持ちたいのならエントリー操作をもう一度する必要がある。
- スリッページ:約定はしたが、予定した価格とずれて約定している状態。
約定力は、各業者が公式HP上で公開している情報である程度判断できます。
約定力を判断する情報
- LP(リクイディティプロバイダー)の数と取引量:
相対取引であるFXは取引相手が多ければ、希望した価格で取引が成立しやすいため約定率が高くなります。そのため、海外FX業者が契約しているLPの数やトレーダーの多さが約定力に大きな影響を与えます。
- サーバーの設置場所:
サーバーの設置場所とは、自分が取引している場所と各サーバーとの距離のことを言います。この距離が近いほど、レイテンシー(距離的遅延)が少なくなりスリッページなどの不利な状況を回避しやすくなります。
- サーバーの能力:
サーバーの処理能力が低い場合、処理能力が追い付かずスリッページや約定拒否の原因となります。サーバーの能力の判断方法は、海外FX業者が使用しているデータセンターの能力を調べるとおおよそ判断ができます。
ただし、約定力は取引量が少ない時間帯や相場が急変する場面では低下することがあり、自身の取引環境にも影響を受ける要素です。そのため、最終的には「実際にトレードしてみて肌感覚で確かめる」必要のある判断基準となります。
ボーナスキャンペーンを実施しているか
海外FXでは、口座開設するだけで証拠金がもらえる口座開設キャンペーンや入金すると証拠金がもらえる入金ボーナスキャンペーン等、各業者によって様々なキャンペーンが実施されています。
口座開設ボーナスを利用すれば入金することなく取引を始められるので、リスク無くGOLD取引を始められます。入金ボーナスを利用すれば証拠金を増やすことができるのでGOLDの大きな値動きでロスカットされてしまう危険性を回避できます。
これらのボーナスキャンペーンをうまく活用することで、かなりオトクに(有利に)トレードが行なえます。
海外FXのゴールド(GOLD)とは?
ゴールドはCFD銘柄の中でも特に人気が高い銘柄の一つです。現物資産としても人気が高く約20年の間に価値は7倍以上に膨れ上がっています。このゴールドについて詳しく知ってもらうために以下の項目に分けて特徴を解説します。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
「有事の金」「安全資産としての金」
ゴールドは地政学リスクや経済が不安定になると買われやすい傾向にあり、「有事の金」という言葉があるくらいです。
例えば、リーマンショック(2008年9月)の同年10月にゴールドは底打ちし反転したのに対して、NYダウの底打ちは2009年3月となりました。このことから経済が不安定になると買われやすいことが分かります。
また、2010年以降だと、2010年ギリシャ危機や2016年イギリスEU離脱、2022年のロシア・ウクライナ戦争など地政学リスクが高まった際に、リスク回避としてゴールドの需要が高まり、ゴールドの価格が上昇しました。
GOLDと米ドルは逆相関!?
しばしばゴールドと米ドルの動きは逆の相関関係になることがあります。
つまり、ドルが弱いとき(ドル安)にはゴールドが買われ、逆にドルが強いとき(ドル高)には金が売られる傾向にあります。
ドルを動かす主な要因として通貨政策や景気動向、地政学リスクなどが挙げられます。極端に言えば、アメリカが破綻するとドルは無価値になりドルは紙くずになりますが、ゴールドはゴールド自体に価値があり、アメリカが破綻しようがゴールドの価値は変わらないので、ドルより安全な資産としてゴールドが買われます。
このようなことからドルとゴールドはしばしば逆相関となります。
金融ショック時は一時的にGOLDも売られる!?
前述で「有事の金」や「安全資産としての金」としてゴールドが買われる傾向にあると書きましたが、一時的にそうではないことがあります。
2020年の新型コロナウイルス感染拡大で金融市場がパニックに陥り、世界的に株価が急落する中、ゴールドも株価と同様に急落しました。このような事態は、2008年のリーマンショックでもみられました。この現象について、経済エコノミストの多くは「信用取引で損失を出した投資家が追証を差し出す必要に迫られたほか、3月末の期末決算を控えた企業が益出しのため、高値圏にあるゴールドが売れている」と解説しています。
また、経済のパニックにより金融資産全般が売られたという見解もあります。しかし、前述でも解説したとおり2008年のリーマンショック後、一時的にゴールドは急落しましたが、NYダウの底打ちよりも約半年早く底打ちに反転したことから、やはり「安全資産としての金」と言えるでしょう。
このようなことから、ゴールドの値動きは金融市場の動きと非常に密接しています。
GOLDはボラティリティが高い!?
ゴールドを取引する最大の魅力はボラティリティの高さにあり、短期間で大きな利益が狙えるところです。比較的に値動きの激しい通貨として知られるポンドよりゴールドの方が値動きが激しい傾向にあります。
ものの数分で10ドル(100pips)以上動くことも珍しくなく、一瞬で大きな利益を手にすることができます。
しかし、一瞬で大きな利益を手にすることが出来るということは、一瞬で大きな損失を出す可能性も十分にありうるということを覚えておきましょう。ゴールドの取引をする際は、ポジションを持つと同時に損切り設定を行い、最大の損失を確定することをおすすめします。
海外FXのゴールド(GOLD)の基礎知識
ここでは海外FXでゴールドを取引する際の基礎知識を紹介します。初めてゴールド取引をする方は一度目を通りておいてください。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
ゴールド取引は国内FX業者で行えない?
ゴールドのCFD取引は国内FX業者ではほとんど行えません。しかし、海外FX業者では、ほとんどの業者でゴールドのCFD取引が行えます。
また、海外FX業者でゴールドは(XAUUSD)という通貨コードで取引することができます。しかし、一部の業者ではゴールドを(GOLD)という通貨コードで取引するところもあります。例えば、海外FX業者の最大手であるXMは(GOLD)という通貨コードを使用しています。
海外FXのゴールド取引時間について
ゴールドはFX銘柄と同じように毎週月曜日から金曜日まで24時間取引可能です。
しかし、日付が変わる時間帯付近はスプレッドが広がりやすく、ゴールドは特にボラティリティが高いためスプレッドが広がった瞬間に損切りとなることも珍しくありません。
また、業者によっては日付が変わる時間帯付近(冬時間7:00、夏時間6:00)にレバレッジが制限さる場合もあるため、できるため日を跨ぐトレードを避けた方が賢明な銘柄です。
海外FXのゴールドの証拠金について
海外FXでは「1ロット=100トロイオンス」となります。
ゴールドの1ロットあたりの必要証拠金は下記の計算式で求められる
例)レバレッジ1,000倍、ゴールド価格1500ドル、1ドル=110円の場合
1500(ゴールド価格)×110(1ドル110円)×100(1ロット)÷1000(レバレッジ)=16,500円(必要証拠金)
16,500円が1ロットあたりの必要証拠金となる
多くの海外FX業者はレバレッジ500倍以上あるので、おおよそ1ロットあたりの最低必要証拠金は約30,000円です。
海外FXのゴールドは1ドルが10pips
ゴールドの基軸通貨は米ドルで、ゴールドは通貨ペアと異なり1ドルが10pipsとなります。
例)
- 1500.00ドルで買いポジションを保有し、1502.00ドルで決済:20pipsの利益
「1502.00-1500.00=2.00→20pips」
- 1ロット保有して20pipsの利益が発生した時の利益額(150円/1ドル)
1(ロット)×150(1ドル150円)×20(pips)=2,200円(利益額)
海外FXゴールド取引おすすめ業者5選
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