海外FXのスキャルピング手法とはハイレバレッジを利用してリスクを少なく、かつ資金効率良くスキャルピングを行える方法です。しかし、利益を得るためには適切な業者を選定しスキャルピングの特徴を把握する必要があります。
そこで当記事ではプロ監修の元で、スキャルピングにおすすめの海外FX業者を8社紹介するとともに、海外FXのスキャルピングのメリット・デメリットなど基本的な知識を解説します。
海外FX初心者、スキャルピング初心者には必見の内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 当記事では「業者の信頼性・安全性」を優先した上で、「スプレッドの狭さ」「レバレッジ」「約定力」「ストップレベル」などを加味し、スキャルピングにおすすめの海外FX業者を8社選定し紹介しています。
- 海外FXでスキャルピングをするメリットは、為替変動リスクや借金のリスクを最小限に抑えつつ少額資金で短期間の取引で利益を得る可能性がある点です。一方、取引ルールが確立していなかったり、メンタルが崩れてしまうと資金を失いやすいデメリットがある取引方法です。
- 海外FXのスキャルピングで利益を得るコツは、相場の流れに乗り、相場参加者の意識の集中するポイントを見つけてポジションを持つことです。このためには、基本的な分析スキルが必須です。また、損失を最小限にして資金を失わない資金管理能力も求められます。同時に「禁止事項の熟知」や「勝てない行為をしない」など知識習得も疎かにできない部分です。
目次
スキャルピングにおすすめの海外FX業者&口座タイプ一覧
スクロールできます
業者名 | 信頼性・安全性 | おすすめ口座タイプ | スプレッド | 取引手数料 | レバレッジ | 約定力 | ストップレベル |
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Exness | | プロ口座 | ・USDJPY:0.78Pips ・EURUSD:0.65Pips | 無し | 無制限 | | ゼロ |
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Vantage Trading | | RAW ECN口座 | ・USDJPY:0.3Pips ・EURUSD:0.07Pips | 6ドル/Lot | 1000倍 | | ゼロ |
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ThreeTrader | | RAWゼロ口座 | ・USDJPY:0.0Pips ・EURUSD:0.0Pips | ・円建て口座:400円/Lot ・ドル建て口座:4ドル/Lot | 1000倍 | | ゼロ |
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AXIORY | | ナノ口座 | ・USDJPY:0.2Pips ・EURUSD:0.2Pips | 6ドル/Lot | 1000倍 | | ゼロ |
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TradersTrust (TTCM) | | プロ口座 | ・USDJPY:0.5Pips ・EURUSD:0.2Pips | 6ドル/1Lot | 3000倍 | | ゼロ |
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XM Trading | | KIWAMI口座 | ・USDJPY:1.55Pips ・EURUSD:1.19Pips | 無し | 1000倍 | | ゼロ |
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TitanFX | | Zeroブレード口座 | ・USDJPY:0.33Pips ・EURUSD:0.2Pips | 7ドル/Lot | 500倍 | | ゼロ |
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HFM (旧HotForex) | | プロ口座 | ・USDJPY:1.1Pips ・EURUSD:0.6Pips | 無し | 2000倍 | | 2Pips |
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- スプレッドは2024年12月の計測値
- 取引手数料は往復手数料を記載
当記事で紹介しているスキャルピングにおすすめの海外FX業者は「業者の信頼性・安全性」を優先した上で、「スプレッドの狭さ」「レバレッジ」「約定力」「ストップレベル」などを加味し選定しています。
上記海外FX業者のスキャルピング取引条件の詳細や業者情報を以下で解説します。
Exness:プロ口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | プロ口座 |
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スプレッド | USDJPY:0.78Pips EURUSD:0.65Pips GOLD:0.12ドル BTCUSD:25.17ドル |
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取引手数料 | 無し |
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レバレッジ | 無制限レバレッジ |
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約定力 | 即時約定方式 |
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ストップレベル | ゼロ |
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ボーナス | 無し |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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Exnessのスキャルピング向き口座は「プロ口座」「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」の3種類を準備しています。
その中でおすすめはプロ口座です。プロ口座は即時約定方式を採用しているため、スキャルピングで最も大切な「注文した価格で約定される」ことが約束された口座タイプです。
即時約定方式とは
即時約定方式とは、注文した価格で約定させる方法です。注文した価格以外では約定しないので不利な価格で取引とならない約定方法です。ただし、取引相手がいなかったり、相場の急変時などはリクオートが発生する可能性があります。
取引コストについても他の2口座と比較して平均して狭い傾向にあるため、スキャルピングに有利な条件がそろっている口座タイプです。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | プロ口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 |
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USDJPY | 5.2ドル | 7ドル(7ドル) | 7ドル(7ドル) |
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EURUSD | 6.5ドル | 7ドル(7ドル) | 7ドル(7ドル) |
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GOLD(XAUUSD) | 12ドル | 11.9ドル(7ドル) | 11ドル(11ドル) |
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BTCUSD | 25.17ドル | 29ドル(4ドル) | 18ドル(16ドル) |
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- カッコ内は1Lot取引の際の往復取引手数料
- USDJPYはドル円150円で換算
Exnessはボーナスキャンペーンを行わず、プロ口座の最低入金額が1,000ドル(約15万円)のため、初心者や少額資金でスキャルピングを始めたい方には若干敷居が高いです。しかし、Exnessの最大の特徴である無制限レバレッジを利用すれば少額で大きな取引も可能です。
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Exness公式サイト:https://www.exness.com/ja/
Exness基本情報
運営会社 | Exness (SC) Ltd社 |
設立 | 2008年 |
所在地 | 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles |
金融ライセンス | キプロス証券取引委員会(CySEC) イギリスの金融行動監視機構(FCA) |
最大レバレッジ | 最大2,000倍 ※諸条件をクリアすると無制限 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.1pips |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス |
マージンコール/ロスカット | 60%/0%、40%/40% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 無し |
最小入金額 | 10ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4・MT5 |
Exness(エクスネス)は2008年にサービスを開始した老舗の海外FX業者です。一時日本マーケットにも進出しましたが撤退しており、再度2020年より日本マーケットへ参入しました。15の言語のマーケットにサービスを展開しており、ワールドワイドな業者です。
金融ライセンスはセイシェル共和国金融庁から取得おり、親会社は信頼性が非常に高い、キプロス証券取引委員会(CySEC)やイギリスの金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。
Exnessの主な特徴は、最大レバレッジ2,000倍(諸条件をクリアすると無制限)、追証なしで借金のリスクゼロ、他海外FX業者と比較しスプレッドが圧倒的に狭い、ロスカット水準0%でハイレバトレードができることです。
また日本語のサポートデスクも充実しています。
このユーザーへ好環境を提供するExnessのメリット・デメリットは以下のようになります。
- 複数の国の金融ライセンスを取得し信頼性が高い
- 公式サイトの情報開示量が豊富のため透明性が高い
- 資金力を感じるサービスや事業展開をしており倒産リスクが低い
- 日本語のサポートが充実している(月~金 12時~20時で可能)
- 最大レバレッジは2,000倍で少額(1ドル)から入金可能で取引できる
- 諸条件をクリアすると無制限レバレッジを使うことができハイレバトレードできる
- 非常に狭いスプレッド(ドル円/1.1pips、ユーロ円/1.9pips※スタンダード口座|ドル円/0.7pips、ユーロ円/1.2pips※プロ口座)
- ロスカット水準0%なのでギリギリまでポジションを保有できる
- 取扱商品数が多い(107種類の通貨ペア)
- ゴールドがスワップフリーで取引できる
- 追証なしで借金するリスクゼロ「ゼロカットシステム」
- 取引ツールはMT4・MT5の両方に対応
- 最低入金額1ドル~と少額から取引可能
- 日本円の入金だけではなくBitcoinでも入金・出金可能
- 人気NO.1のXM社と比較しても多くの要素でExnessの方が上である(レバレッジ、ロスカット水準、スプレッドの狭さ、商品数、運営歴)など
- 取引環境注力により口座開設ボーナスや入金ボーナスの提供がない。
- 日本に再進出しての運営実績が浅いため知名度が低い
- レバレッジ無制限はMT4でしか使えない
- スタンダード口座以外では最低入金金額1,000ドル~と初心者の方にはハードルが高い
Exnessは海外FX業者特有の口座開設ボーナスや入金ボーナスキャンペーンは実施していないためボーナス目当ての方には向いていないません。ですが、スプレッドや取引環境を整備することでユーザーへ還元しています。
Vantage Trading:RAW ECN口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | RAW ECN口座 |
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スプレッド | USDJPY:0.3Pips EURUSD:0.07Pips GOLD:0.07ドル BTCUSD:17.21ドル |
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取引手数料 | 6ドル/Lot(往復) |
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レバレッジ | 1000倍 |
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約定力 | ◎ |
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ストップレベル | ゼロ(設定なし) |
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ボーナス | 15,000円口座開設ボーナス 120%入金ボーナス |
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禁止事項など | 過度なスキャルピングや規約違反はメールで警告 |
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Vantage TradingのRAW ECN口座は非常に狭いスプレッドを提供しており、取引手数料も6ドル/Lotと低いため、スキャルピングにおすすめの口座タイプです。
Vantage Tradingではさらに取引コストを抑え、レバレッジ2000倍を提供する「プレミアム口座」も用意されています。 ただし、最低入金額が3,000ドル(約45万円)と高いため、当記事では最低入金額がわずか5ドルから利用可能なRAW ECN口座をおすすめします。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | RAW ECN口座 | スタンダード口座 | プレミアム口座 |
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USDJPY | 8ドル(6ドル) | 15ドル | 5.3ドル |
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EURUSD | 6.7ドル(6ドル) | 18ドル | 6ドル |
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GOLD | 13ドル(6ドル) | 22ドル | 12ドル |
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BTCUSD | 23.21ドル | 23.21ドル | 23.21ドル |
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また、RAW ECN口座ではECNタイプでスプレッドの狭い口座にもかかわらず15,000円口座開設ボーナス、最大120%入金ボーナスを受け取ることが可能です。そのため、少額資金でスキャルピングに取り組みたい方にもおすすめです。
約定力に関しては高い約定力で有名な「エクイニクス社のサーバー」を利用している点と「OneZeroMT4ブリッジ」の技術により確保されています。
ただし、「過度なスキャルピングや規約違反はメールで警告」する場合があるため、高頻度で売買を繰り返すような自動売買(EA)を使ったスキャルピングは控えるべきでしょう。
Vantage Tradingは日本での認知度は低いものの、グローバル展開をしており信頼性は非常に高い海外FX業者です。そのため、大口の取引を望む方にもおすすめできる海外FX業者です。
\【期間限定】口座開設ボーナス15,000円/
公式サイト:https://www.vantagetradings.com/
Vantage Trading基本情報
運営会社 | Vantage Prime Trading Limited |
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設立 | 2009年 |
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所在地 | 10 Manoel Street , Castries , St.Lucia |
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金融ライセンス | ・オーストラリア証券投資委員会(ASIC) ・バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) ・英国金融行動監視機構(FCA) ・南アフリカ金融行動監視機構(FSCA) ・ケイマン諸島金融庁(CIMA) |
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最大レバレッジ | 2,000倍 |
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平均スプレッド(USD/JPY) | ・スタンダード口座:2.3pips ・RAW口座:0.3pips ・プレミアム口座:0.6pips |
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約定力 | 高水準 |
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取扱い銘柄数 | ・FX通貨ペア|58種類 ・貴金属|10種類 ・エネルギー|10種類 ・コモディティ|14種類 ・株価指数|50種類 ・仮想通貨|64種類 ・ETF|57種類 ・債権|14種類 ・株式|841種類 |
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口座タイプ | ・スタンダード口座 ・RAW口座 ・プレミアム口座 |
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マージンコール/ロスカット | 30%/10% (プレミアム口座:30%/0%) |
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追証 | なし (ゼロカットシステム採用) |
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取引制限 | 口座残高によるレバレッジ制限 (銘柄ごとに異なる) |
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最小入金額 | 50ドル (プレミアム口座:3,000ドル) |
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日本語サポート | あり(24時間対応) |
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トレードツール | ・Meta Trader4 ・Meta Trader5 ・Pro Trader |
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公式サイト | https://www.vantagetradings.com/ |
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Vantage Tradingは2009年に設立された海外FX業者で、2020年3月に日本展開を開始、同年11月には一度日本から撤退している過去がありまが、2022年8月には日本国内でのサービス展開を再開し、成長中のFX業者として知られています。
Vantage Tradingでは最大レバレッジ2,000倍でのトレードが可能なほか、リスクなしの口座開設ボーナスや豊富な入金ボーナスが魅力。資金が少ない初心者トレーダーでも利益を出しやすい環境が整っているため、なかなか利益を出せない人は試してみたいところ。
さらにボーナスを活用して約1,000種類の銘柄を取引できるうえ、ストップレベルは0pipsのためスキャルピングにも適したスペックです。独自の取引ツールや自動売買でのトレードなど、幅広い戦略で利益を狙えます。
その反面、口座残高によるレバレッジ制限やボーナスを使えないプレミアム口座など、注意しておくべきポイントもあります。
Vantage Tradingのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 最大レバレッジが2,000倍と高い
- 最大10,000ドルを受け取れる最大120%の入金ボーナスを常時開催
- 約1,000種類の豊富な銘柄を取引できる
- 全通貨ペアでストップレベル0pipsとスキャルピングにも向いている
- ロスカットラインが0%〜10%と低く設定されている
- スキャルピングや自動売買(EA)によるトレードも制限されていない
- 独自の取引プラットフォームである「Protrader」を利用できる
Vantage Tradingのデメリット
- 国内送金と仮想通貨でしか入金できない
- 口座残高によるレバレッジ制限が適用されている
- プレミアム口座の初回最低入金額が3,000ドル
メリットとデメリットを総合的に判断しても非常に使いやすいFX業者だといえるので、ぜひ気軽に口座開設をしてみてください。
ThreeTrader:RAWゼロ口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | RAWゼロ口座 |
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スプレッド | USDJPY:0.0Pips EURUSD:0.0Pips GOLD:0.1ドル BTCUSD:38ドル |
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取引手数料 | 円建て口座:400円/Lot(往復) ドル建て口座:4ドル/Lot(往復) |
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レバレッジ | 1000倍 |
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約定力 | 〇 |
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ストップレベル | ゼロ |
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ボーナス | なし |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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ThreeTraderはボーナスキャンペーンを実施していないものの、スプレッドや取引コストを極限まで抑えたいスキャルパーにおすすめの海外FX業者です。特におすすめのRaw口座は当記事で紹介しているどの口座タイプよりも取引コストを抑えた取引が可能です。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | Raw口座 | Pureスプレッド口座 |
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USDJPY | 400円/2.6ドル | 900円/6ドル |
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EURUSD | 4ドル | 5ドル |
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GOLD | 12ドル | 14ドル |
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BTCUSD | 38ドル | 38ドル |
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- カッコ内は1Lot取引の際の往復取引手数料
- USDJPYはドル円150円で換算
Raw口座はECNタイプのため、リクオートが発生しにくく約定力の高さを期待できます。レバレッジも1000倍のため、大きな取引もしやすい環境と言えます。
ただし、Raw口座は最低入金額10万円なため、少額資金でスキャルピングに挑戦したい方には不向きです。その場合は、スタンダード口座タイプでありながら非常に狭いスプレッドを提供している「Pureスプレッド口座」を検討してみてもよいでしょう。
\狭いスプレッド・安い手数料・取引環境重視の海外FX業者/
ThreeTrader基本情報
運営会社 | ThreeTrader Global Limited |
設立 | 2021年5月 |
所在地 | バヌアツ共和国 |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のライセンス番号40430 |
最大レバレッジ | 500倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | Rawゼロ口座(0pips)Pureスプレッド口座(0.5pips) |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 90以上(FX,仮想通貨,コモディティ,貴金属,インデックス) |
マージンコール/ロスカット | 80%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 制限なし |
最小入金額 | 5,000円~(初回のみ制限あり) |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4・MT5 |
ThreeTrader(スリートレーダー)は2021年5月からサービスを開始している新興の海外FX業者です。
ThreeTraderでは、ほかの海外FX業者と比べても「業界トップクラスのスプレッドの狭さ」を実現しています。特にRawゼロ口座では、プロトレーダーも満足できるほどのスペックの高さを誇っています。
また、歴史が浅いにも関わらず、金融ライセンスを取得しているところに信頼性を感じます。
ThreeTraderのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 完全日本語対応
- ライセンス取得済で安心・安全を確保
- 格安手数料によるコストダウン
- 業界トップクラスのスプレッド
- スムーズな本人確認対応
- シンプルに選択できる口座タイプ
- ボーナスの種類が少ない
- ライブチャットが24時間対応ではない
ThreeTraderの隠れた特長として非常に日本人向けに設計されている点が挙げられます。海外業者でここまで対応してくれる業者は、ほとんど見かけません。
実際に不明点があったので、問い合わせてした筆者の生の体験です。
ライブチャット(平日8:00~19:00)の回答を瞬時に得ることが可能です。わからないことはすぐに解決できるので不安なく取引に集中できます。
安心できるバックボーンと日本語対応能力、そして取引環境の良さは環境重視のトレーダーにとっては口座開設の候補として有力な1社と言えるでしょう。
\狭いスプレッド・安い手数料・取引環境重視の海外FX業者/
AXIORY:ナノ口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | ナノ口座 |
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スプレッド | USDJPY:0.2Pips EURUSD:0.2Pips GOLD:0.26ドル BTCUSD:取扱い無し |
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取引手数料 | 6ドル/Lot(往復) |
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レバレッジ | 1000倍 |
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約定力 | ◎ |
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ストップレベル | ゼロ |
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ボーナス | 不定期開催 |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | ナノ口座 | スタンダード口座 |
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USDJPY | 7.3ドル | 12ドル |
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EURUSD | 8ドル | 12ドル |
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GOLD | 32ドル | 42ドル |
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AXIORYでのスキャルピングは取引コストが安く、cTraderが利用できるナノ口座をおすすめします。cTraderは以下のような特徴を持ったスキャルピング向きの取引プラットフォームです。
cTraderの特徴
- ECN方式のためMT4・MT5よりも速い約定が可能
- 画面が見やすく直感的に操作できる
- 板情報が閲覧できる
- 注文方法のカスタマイズ、複数ポジションの一括決済機能
また、AXIORYでは東京、ロンドン、ニューヨークのEquinixデータセンターにサーバーを設置しており、公式サイト内に約定力に関するデータを公開しているなど、非常に高い約定力を約束している海外FX業者です。
ボーナスキャンペーンは4半期ごとに期間限定で開催される程度ですが、最大レバレッジが1000倍に設定されているため、少額でスキャルピングに取り組みたい方にもおすすめできる海外FX業者です。
【お年玉キャンペーン2025】
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AXIORY公式サイト:https://www.axiory.com/jp
AXIORY基本情報
運営会社 | Axiory Global Limited |
設立 | 2011年(2013年サービス開始) |
所在地 | No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. |
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会 FSC |
最大レバレッジ | 400倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.1Pips(変動スプレッド) |
約定力 | (99.99%)約定スピード(最速0.188秒の平均0.204秒) |
取扱い銘柄数 | 全81銘柄(FX通貨ペア63、金属ペア6、資源CFD3種類、株価指数9種類) |
マージンコール/ロスカット | 50%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | なし |
最小入金額 | 5ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4、MT5、cTrader |
AXIORY(アキシオリー)は2007年に、金融システムやFXトレードインフラの開発会社としてスタートし、2011年にFX事業を開始しました。
金融ライセンスは「ベリーズ国際金融サービスIFSC」で取得しており、「リクイディティプロバイダー」「取引銀行」「資産管理の仕組み」「約定率」等をしっかりサイトに記載しています。
また、AXIORYでは会社の資産と顧客の資産を分別管理しており、万が一AXIORYが破綻した場合でも、第三者監査機構「PricewaterhouseCoopers(PwC)」が一時的な管財人となり、顧客の個別資金はきちんと返還されるので安心です。いわゆる、国内FX業者と同程度の資産保護体制を持っているため、信頼のおける海外FX業者と言っても良いでしょう。
取引方式もNDD方式を採用しているといわれ、サーバーが強靭なため約定力が高く、尚且つ約定データまでサイトで公開してくれています。何より、cTraderが利用できるため、レバレッジ(最大400%で追証ナシ)を目一杯利かせてスキャルピングするには最適の海外FX業者です。
もちろん、サポートもチャットはもちろん、日本語での電話でも全く問題なし!
このAXIORYのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- ベリーズの金融ライセンスを取得
- 信託保全を採用しており安心して資金を預けられる
- 様々な情報公開に積極的
- 取引方法はクリーンなNDD方式でノミ行為なし
- 最大レバレッジ400倍(追証ナシ)と資金効率良くダイナミックにトレードできる
- 追証なしで借金するリスクゼロ
- 不定期だが入金時証拠金が2倍になる100%入金ボーナスキャンペーンを開催している
- スプレッドが業界随一の狭さ!ドル円1.1pips(平均)
- cTraderが使えるため、手動でスキャルピングするにはもってこい
- 約定力が高く(99.99%)約定スピードが速い(最速0.188秒の平均0.204秒)
- リクオートやスリッページがほぼ起こらない
- 取引銘柄数81種類と豊富全81銘柄(FX通貨ペア63、金属ペア6、資源CFD3種類、株価指数9種類)
- 入出金方法が豊富。国内銀行送金での出金にも対応(最短1営業日で着金)
- 最低入金金額5ドルと初心者でも初めやすい※銀行送金の場合に限り100ドルから
- 日本人スタッフが30人常駐し、平日は24時間体制でサポートが受けられる
- プロにトレードを任せられるMAM口座が利用可能
- Bitwalletが使えない(それ以外の入金方法は豊富)
- 金融ライセンスがマイナー
- 2万円以上の出金でないと手数料が無料にならない
- 証拠金残高が多いとレバレッジが引き下げられる
『レバレッジ追証ナシの400%』『業界随一の低スプレッド』『約定率99.99%』『cTraderが使える』『取引はNDD方式』と、まさにハイレバでスキャルピングする人にはもってこいの海外FX業者です。
TradersTrust(TTCM):プロ口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | プロ口座 |
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スプレッド | USDJPY:0.5Pips EURUSD:0.2Pips GOLD:0.13ドル BTCUSD:82.5ドル |
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取引手数料 | 6ドル/1Lot(往復) |
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レバレッジ | 3000倍 |
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約定力 | ◎ |
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ストップレベル | ゼロ |
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ボーナス | 入金ボーナス |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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TradersTrust(TTCM)のプロ口座は取引コストが安く、レバレッジ3000倍で取引できることから、スキャルピングで大きな取引のしやすい口座タイプです。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | プロ口座 | クラシック口座 |
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USDJPY | 9ドル | 21ドル |
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EURUSD | 8ドル | 18ドル |
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GOLD | 19ドル | 30ドル |
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BTCUSD | 825ドル | 825ドル |
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- カッコ内は1Lot取引の際の往復取引手数料
- USDJPYはドル円150円で換算
約定力についてもプロ口座のMT4サーバーを東京に設置しているため、日本在住の方はレイテンシーが少なく、スキャルピングに有利な条件が整っています。
レイテンシーとは
レイテンシーとは要求されたリソースが目的地に到達するまでにかかるネットワーク時間のことを言います。約定力に大きくかかわる要因となり、「サーバーの処理速度」「サーバーとの距離」「利用者自身のネットワーク環境」などで大きく変化します。
また、TradersTrustでは最大レバレッジが300倍となりますがcTraderを取り扱っているため、さらに約定力にこだわりたい方にもおすすめです。
なお、TradersTrustは入金ボーナスを受け取ることができますが、この入金ボーナスは出金条件を満たすと出金できるタイプのボーナスで証拠金を増やすことはできません。出金条件も初心者には厳しめな設定のため、中級者向けと考えた方が良いでしょう。
\ レバレッジ3,000倍!初心者から使える好環境を提供中 /
TradersTrust公式サイト:https://traders-trust.com/ja/
TradersTrust基本情報
運営会社 | TTCM Traders Capital Limited |
設立 | 2018年10月 |
所在地 | 5th Floor, Andrew’s Place, 51 Church Street, Hamilton HM 12, Bermuda |
金融ライセンス | なし(キプロス証券委員会(CySEC)) |
最大レバレッジ | 3,000倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.0Pips |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | FX通貨ペア・株価指数・エネルギー商品・貴金属・仮想通貨 |
マージンコール/ロスカット | 50%/20%(VIP口座 |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | なし |
最小入金額 | 5000円 |
日本語サポート | あり(24時間サポート) |
トレードツール | MT4 |
Traders Trust(トレーダーズトラスト)通称、TTCMは、2018年10月にバミューダ共和国に設立された海外FX業者です。
Traders Trustはボーナスで話題になることが多いですが、実は会社の透明性と取引環境の良さで選ぶ業者です。
実際、レバレッジ3,000倍を口座残高を気にしないで取引でき、NDD方式のためトレーダーに不利益な約定は一切ありません。また、3つある口座の内「プロ口座」「VIP口座」は東京にサーバーを設置しているため、高い約定力を持っています。
日本にサービスを提供している法人は現在金入ライセンスを取得していませんが、これは高レベルのサービスを提供できなくなるとの理由からで、本体はキプロス証券委員会(CySEC)のライセンスを継続しています。
このTradersTrusttのメリット・デメリットは以下のようになっています。
- 最大レバレッジ3,000倍で少額からトレードを始められる
- ダイナミックレバレッジを採用し口座残高を気にしなくても良い
- 完全NDD方式を採用し、顧客との間に利益相反がなく取引環境の透明性が高い
- 初心者から使える狭スプレッド口座を準備している
- VIP口座のスプレッドが他海外FX業者と比べてかなり狭い
- ゼロカットシステムを採用し、追証なしで借金リスクゼロ
- 約定力が高い。日本にサーバーあり!
- 諸条件をクリアするとVPSが無料で使える
- 両建て可能
- WEBサイトは完全日本語対応で、サポートも日本語でOK
- 入出金の手段が豊富で国内送金やbitwalletに対応している
- ボーナスは中級者向け
- 日本にサービスを提供している法人は金融ライセンス無し
- VIP口座のスプレッドがかなり狭いが、初回最低入金額が200万円なのでハードルが高い
TradersTrusttはボーナスはクッション機能が無く中級者以上のトレーダーに恩恵のあるものですが、取引環境の良い口座を初心者から低資金で使うことができるため、環境重視で選ぶならば有力な1社です。
XM Trading:KIWAMI口座
口座タイプ | KIWAMI口座 |
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スプレッド | USDJPY:1.55Pips EURUSD:1.19Pips GOLD:0.20ドル BTCUSD:73.42ドル |
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取引手数料 | 無し |
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レバレッジ | 1000倍 |
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約定力 | ◎ |
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ストップレベル | ゼロ |
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ボーナス | 100%+20%入金ボーナス |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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https://xem.fxsignup.com/reason/execution.html
XM Tradingは「スプレッドが広すぎてスキャルピングに不向き」などの情報があります。しかし、「KIWAMI極口座」の登場によってXMでのスキャルピングが再評価されています。
KIWAMI口座はXMの口座タイプの中で最も取引コストが狭い口座タイプです。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
スクロールできます
銘柄 | スタンダード口座 | KIWAMI口座 | Zero口座 |
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USDJPY | 16.6ドル | 10.3ドル | 11.6ドル(10ドル) |
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EURUSD | 20ドル | 11.9ドル | 12.8ドル(10ユーロ) |
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GOLD | 35ドル | 20ドル | 33ドル(10ドル) |
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BTCUSD | 93ドル | 73ドル | 取扱い無し |
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- カッコ内は1Lot取引の際の往復取引手数料
- USDJPYはドル円150円で換算
レバレッジも最大1000倍を選択できるため、少ない証拠金で取引できます。また「100%+20%入金ボーナス」を利用できるため少額資金でスキャルピングに取り組むことも可能です。
約定力に関しても、業界最大手の1社であるXMの膨大なトレーダーからの注文量を背景に、売買注文をマッチングする「為替マリー取引」と、複数の提携LP(リクイディティープロバイダ)の最良レートとをマッチングさせる、2つの執行方法を組み合わせ、平均約定率99.98%を実現させています。
また、条件を満たせば無料で使える「高速VPSサーバー」も準備しているため、自動売買(EA)によるスキャルピングにもおすすめです。
XMの平均的な取引コストは比較に比べてやや高いですが、日本で最も信頼性・安全性が高い業者のため大口スキャルピングも安心して取り組める海外FX業者です。
\ 口座開設ボーナス13,000円キャンペーン実施中 /
XMTrading公式サイト: https://www.xmtrading.com/register/
XMTrading基本情報
運営会社 | Tradexfin Limited. |
設立 | 2009年 |
所在地 | Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル金融庁、モーリシャス金融庁 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.8~2.0Pips(スタンダード口座) |
約定力 | 〇 |
取扱い銘柄数 | 127銘柄(通貨ペア、貴金属、株価指数、商品、エネルギー、仮想通貨) |
マージンコール/ロスカット | 50%/20% |
追証 | なし(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 制限なし |
最小入金額 | 5USD(約500円) |
日本語サポート | あり |
トレードツール | MT4/MT5 |
XM Tradingは「FX=XM」と言って良いほど日本で最も口座開設数が多い人気の海外FX業者です。人気の理由は「総合力の高さ」。会社の信頼性、レバレッジ、サポート力、ボーナスなどどれも平均以上のレベルを確保している点です。
特に世界各国で金融ライセンスを取得し、2018年にはサービスの質が評価され、World Finance Magazineより2018年のベストFXブローカー、ヨーロッパ賞を受賞しているなど、信頼性が非常に高い海外FX業者となります。
取引環境面では約定力が非常に高く、ゴールドなどのCFD商品のスプレッドは比較的狭くなっています。一方、FX銘柄のスプレッドは他社より広く、取引手数料や入出金手数料が高めの設定となっているデメリットもあります。
ただ、口座開設ボーナス、入出金ボーナス、ロイヤリティプログラムなどが使いやすいこともあり初心者から中級者に人気の一社です。
XMのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 会社の信頼性・安全性が非常に高い
- 出金拒否のウワサなし
- 口座開設・入金ボーナスなどの使いやすいキャンペーンが豊富
- ロイヤリティプログラム(取引ボーナス)が初心者でも使いやすい
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- ゴールドやCFD銘柄のスプレッドが他海外FX業者と比較してかなり狭い
- 24時間365日仮想通貨銘柄の取引ができる
- 99.35%の注文が1秒以内に執行される約定力の高さ
- 無料VPSを使える(条件アリ)
- ストップレベルが0
- 完全日本語対応のサポート
- FX銘柄スプレッドが広い
- ゼロ口座の手数料高め
- レバレッジ制限が厳しい
- 利益の出金が銀行出金のみ、手数料が高い
基本的にどの取引スタイルでもさほど不便なく利用できる汎用性の高い業者なので、迷ったらXMでとりあえず口座開設して、それから自分のスタイルの合わせた業者を探してみてはどうでしょうか。
TitanFX:Zeroブレード口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | Zeroブレード口座 |
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スプレッド | USDJPY:0.33Pips EURUSD:0.2Pips GOLD:0.21ドル BTCUSD:17.48ドル |
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取引手数料 | 7ドル/Lot(往復) |
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レバレッジ | 500倍 |
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約定力 | ◎ |
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ストップレベル | ゼロ |
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ボーナス | なし |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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TitanFXは高い約定力を特徴とする海外FX業者です。独自の「ZeroPointテクノロジー」、エクイニクス社がニューヨークに置く「NY4ファイナンシャルデーターセンター」に取引サーバーを設置することで、その約定力が裏付けられています。
取引コストは当記事で紹介している海外FX業者の中では平均的ですが、確実に約定したいスキャルパーにはおすすめする1社です。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | Zeroブレード口座 | Zeroスタンダード口座 |
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USDJPY | 8.8ドル | 10ドル |
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EURUSD | 9ドル | 12ドル |
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AUSUSD | 11.9ドル | 11.6ドル |
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EURJPY | 17.4ドル | 52ドル |
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GOLD | 21ドル | 23ドル |
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また、最大レバレッジは500倍ですが、レバレッジ制限を設けておらず、スキャルピングの制限もありません。このため、数十ポジションを同時に保有し、大口取引を行う中級者以上のスキャルパーに適した海外FX業者と言えます。
\ 業界屈指の取引環境を求めるのならば選択すべき1社! /
TitanFX公式サイト:https://titanfx.com/jp
TitanFX基本情報
運営会社 | Titan FX Limited |
設立 | 2014年 |
所在地 | バヌアツ共和国 |
金融ライセンス | VFSC:バヌアツ金融サービス委員会 |
最大レバレッジ | 500倍(制限なし) |
平均スプレッド(USD/JPY) | スタンダード口座:1.33Pipsブレード口座:0.33Pips(手数料往復7ドル) |
約定力 | 高い |
取扱い銘柄数 | 150種類以上 |
マージンコール・ロスカット | 50%・20% |
追証 | 無し(ゼロカットシステム採用) |
取引制限 | 無し |
最小入金額 | 200ドル |
日本語サポート | あり |
トレードツール | (アプリあり) |
TitanFXは2014年に設立された取引環境重視の海外FX業者です。設立は日本人にも人気のあった「Pepperstone(ペッパーストーン)」のメンバーが行っており、設立されてからの年月以上のノウハウを持っています。
金融ライセンスはもちろんのこと、顧客資産はNBV(バヌアツ国立銀行)とNAB銀行(ナショナルオーストラリア銀行)に分離分割されており、世界各国に拠点を構えていることから安全性・信頼性は一定以上に保たれている海外FX業者と考えて良いでしょう。
このように日本においても安全性・信頼性を確認できるTitanFXの最大の特徴は「約定力の高さ」。約定力は根拠が必要な部分ですが、TaitanFXは次のような根拠を準備しています。
TitanFXの約定力の根拠
- 50社以上のリクイディティプロバイダーと契約
- ZeroPointテクノロジー
- Equinix社のデータサーバーを利用
また、スプレッドに関しても業界最狭クラスとなっており、取引制限もない事からスキャルピングトレーダーにとって非常に有利な取引環境になっています。同時にレバレッジ制限が無くCFD商品についてもレバレッジ500倍が採用されており、口座資金に余裕を持たせたハイレバレッジで取引も可能です。
ただし、TitanFXはボーナスキャンペーンをほとんど行わず、また初回最低入金が200ドルからと若干高めの設定のため、初心者が小資金でFXを始めるためには向かない業者と言えます。
TitanFXのメリット・デメリットは以下のようになっています。
- 一定以上の安全性・信頼性を確保している
- 追証なしで借金するリスクゼロ
- 約定力が高い根拠を持っている
- スプレッドが業界最狭クラス
- 取引制限が無くスキャルピングやEA(自動売買ソフト)が使い放題
- ストップレベルが0のため長短取引でも指値や損切が置きやすい
- 最大レバレッジ500倍、レバレッジ制限無し
- CFD商品もレバレッジ500倍で取引可能
- サポートは日本語対応
- 初心者に有利なボーナスキャンペーンをほとんど行わない
- 顧客の資金管理は信託保全ではなく分離分割
- 初回最低入金金額のため200ドルと初心者がお試しで使いにくい
以上のことからTitanFXは中級者以上のトレーダーが、FXでさらなる高みを目指したい場合に選択すべき業者の候補として有力な1社です。
HFM(旧HotForex):プロ口座
スキャルピング取引条件
口座タイプ | プロ口座 |
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スプレッド | USDJPY:1.1Pips EURUSD:0.6Pips GOLD:0.16ドル BTCUSD:34.6ドル |
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取引手数料 | なし |
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レバレッジ | 2000倍 |
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約定力 | 〇 |
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ストップレベル | 2.0Pips |
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ボーナス | なし |
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禁止事項など | 一般的な禁止事項通り |
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HFMはHotForexからのリブランドを経て、レバレッジ2000倍の採用、スプレッドが狭い口座の新設などスキャルピング環境が大幅に改善された海外FX業者です。
HMFではスキャルピング向きの口座タイプとして「プロ口座」と「ゼロ口座」を準備しています。
取引手数料を加味した1Lot取引の手数料
銘柄 | プロ口座 | ゼロ口座 |
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USDJPY | 7.3ドル | 8ドル(6ドル) |
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EURUSD | 6ドル | 6ドル(6ドル) |
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GOLD | 16ドル | 17ドル(14ドル) |
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BTCUSD | 34.6ドル | 34.6ドル |
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- カッコ内は1Lot取引の際の往復取引手数料
- USDJPYはドル円150円で換算
「プロ口座」と「ゼロ口座」は取引コスト的には同程度ですが、スキャルピング初心者には取引手数料の計算を省くことができる「プロ口座」をおすすめします。
ただし、HFMはストップレベル2.0Pipsあり、大口取引ではスリッページが起きやすいという口コミが散見されます。そのため、約定力に関しては自身の取引量、通信環境等を考慮し実際に体感で判断しなければいけない部分となります。
スキャルピングに向いている海外FX業者の選定基準
当記事で紹介したスキャルピングに向いている海外FX業者の選定基準の詳細を以下で解説します。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
信頼性・安全性が担保されている
海外FX業者の中には悪質な出金拒否や資金の持ち逃げ、突然の撤退、閉鎖などトレーダーに不利益をもたらす業者が一定数存在します。
そのため、海外FX業者は第一に「信頼性の高い業者」を選ぶことが必要です。信頼性を判断するためのポイントとして、以下の指針が挙げられます。
海外FX業者の信頼性を判断するポイント
- 金融ライセンスの保有
金融ライセンスにはさまざまなランクが存在しますが、たとえ低ランクであっても一定以上の資金力がなければ取得は難しいため、取得していることが最低限の信頼性を保証します。
- 運営歴が長い
運営歴が長い業者は「信頼性が高く、安定して営業を続けている」と判断できます。一方、運営歴が短い業者の場合は、親会社や経営陣の実績を確認するのが一つの目安になります。
- 出金拒否のウワサがない
現在ではSNSや口コミサイトで「出金拒否」のウワサが広まりやすいため、こうした情報も参考になります。ただし、トレーダー自身の違反が原因で出金拒否されたケースもあるため、ウワサだけで判断せず、内容を精査することが重要です。
今回紹介した業者はいずれも十分な信頼性を保持しているため、取引環境や自分の取引スタイルに合わせた業者を選んでください。
スキャルピングが禁止されていない
海外FX業者のほとんどはスキャルピングができますが、中にはスキャルピングを規制している業者やスキャルピングがやりにくい業者が存在します。
例として海外FX業者の老舗であるiFOREXでは、すでに持っているポジションの決済を一日で10以上行うのもスキャルピングと定義し、この行為を禁止しています。
この他にも「短時間の大口の取引を禁止」「一定の取引量を超えた場合には制限される」などがあります。制約・禁止事項は業者によって違ってくるため、利用規約などを確認するようにしてください。
また、スキャルピングを禁止していない業者でも、スキャルピング取引をすることで一般的な禁止事項に該当してしまうことがあるため注意が必要です。
海外FXの一般的な禁止事項
- 窓開けの取引
- 裁定取引(アービトラージ)
- 複数業者、複数口座での両建て
上記禁止事項の詳細は「海外FXのスキャルピングの禁止行為」の章で詳しく解説します。
狭いスプレッドを提供している
スキャルピングは、数Pipsから10Pips程度の値幅で取引を繰り返し、利益を積み重ねていく手法です。そのため、1回の取引におけるスプレッドや取引コストが小さいほど利益率は向上します。
1Lot取引時の取引コストの違い比較
スプレッド | 取引手数料 | 取引コスト |
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0.78Pips | 無し | 7.8ドル |
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2.01Pips | 無し | 20.1ドル |
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0.2Pips | 6ドル(往復) | 8ドル |
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0.2Pips | 4ドル(往復) | 6ドル |
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そのため、取引する銘柄のスプレッドや取引手数料が少ない業者や口座タイプを選ぶことが求められます。
ただし、ほとんどの海外FX業者は変動制スプレッドを採用しているため、流動性の低い時間帯や経済指標などで相場が急変する時間帯はスプレッドが広がる傾向にあります。このような時間帯を避けることがスキャルピングでは必要です。
ハイレバレッジで取引できる
海外FXではハイレバレッジで取引できるため、小さな証拠金で大きな取引が可能です。
レバレッジ | 必要な証拠金 |
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1倍 | 15,000,000円 |
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25倍 | 600,000円 |
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500倍 | 30,000円 |
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1000倍 | 15,000円 |
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2000倍 | 7,500円 |
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- 証拠金はUSDJPYを1Lot取引した場合
- 1ドル150円の場合
ただし、レバレッジが高ければそれだけ大きな取引ができますが、利益損失はレバレッジに関係なくLot数で決まるので、損失も大きくなり資金を溶かす(失う)確率が高まります。
しかし、スキャルピングの場合、1取引の利益は小さいですが、損失も小さいため、デイトレードやスイングトレードよりも口座資金が少なくても資金を溶かす確率が低いメリットがあります。
もちろん、損切ルールや自分のトレード手法の確立は必要ですが、海外FXのスキャルピングは積極的にハイレバレッジを利用することで利益効率を高めることが可能です。
高い約定力を確保している
約定力とは「希望した価格で注文が成立する能力」です。数Pipsの利益を狙うスキャルピングにとって「希望した価格で注文が成立する能力」は非常に重要な指針の一つです。
具体的には約定力が低い場合、スキャルピングでは以下のようなデメリットがあります。
約定力が低い場合に発生する不具合
- リクオート:希望した価格で約定されず、再度ポジションを持つかの判断を促す表示がされる。再度注文する場合は、今の価格での約定となる。
- 約定拒否:希望した価格で約定されず、再約定の表示もされない。そのため、ポジションを持ちたいのならエントリー操作をもう一度する必要がある。
- スリッページ:約定はしたが、予定した価格とずれて約定している状態。
特にスリッページは数Pipsの利益を狙うスキャルピングでは大きな損失となる可能性があります。
この約定力は、各業者が公式HP上で公開している情報である程度判断できます。
約定力を判断する情報
- LP(リクイディティプロバイダー)の数と取引量:
相対取引であるFXは取引相手が多ければ、希望した価格で取引が成立しやすいため約定率が高くなります。そのため、海外FX業者が契約しているLPの数やトレーダーの多さが約定力に大きな影響を与えます。
- サーバーの設置場所:
サーバーの設置場所とは、自分が取引している場所と各サーバーとの距離のことを言います。この距離が近いほど、レイテンシー(距離的遅延)が少なくなりスリッページなどの不利な状況を回避しやすくなります。
- サーバーの能力:
サーバーの処理能力が低い場合、処理能力が追い付かずスリッページや約定拒否の原因となります。サーバーの能力の判断方法は、海外FX業者が使用しているデータセンターの能力を調べるとおおよそ判断ができます。
ただし、約定力は取引量が少ない時間帯や相場が急変する場面では低下することがあり、自身の取引環境にも影響を受ける要素です。そのため、最終的には「実際にトレードしてみて肌感覚で確かめる」必要のある判断基準となります。
ストップレベルが狭い
ストップレベルとは指値注文などを行う際に、現在価格から最低限離さないといけない値幅のことです。成行注文の場合は損切り設定で影響のある数値です。
ストップレベルが設定されている場合、その値幅は通常2~5Pips程度ですが、小さな値幅で利益を狙うキャルピングにとっては利益損失やリスク拡大につながります。
ストップレベルはMT4・MT5から以下の手順で確認できます。
ストップレベルの確認方法
- 「気配値」をタップ
- ストップレベルを確認したい銘柄をタップ
- 「設定」を選択
海外FXでスキャルピングをするメリット
海外FXでスキャルピングをするメリットは以下の6つです。
各メリットをタップすると詳細を確認できます。
為替変動、相場急変リスクを少なくできる
スキャルピングはわずか数秒から数分のしかポジションを保有しないため、ファンダメンタル要素などによる相場の急変の損失を受けにくい取引手法です。
逆に、相場が大きく動いたことを確認した後でも、短期足で流れに乗るポジションを持つなど、変動リスクを利用して利益を狙うことも可能です。
ハイレバレッジで自己資金以上の取引ができる
スキャルピングは数Pipsの小さな利益を狙う取引方法のため、1回の利益は多くありません。しかし、海外FXのハイレバレッジを利用すれば、わずかな変動でも大きな利益を狙える可能性があります。
しかも、損切り幅も狭く設定することとなるため、損失もデイトレードやスイングよりも少なく済みます。
ただし、スキャルピングは取引回数が多いため、ハイレバレッジで無理な取引を続ければ損失は大きくなることを認識し、自身にとって適切な利確、損失幅を設けることが大前提となります。
短時間で取り組むことができる
スキャルピングは短期足の小さな値動きを狙う取引方法のため、チャートを見る時間も少なく、上位足のレンジ相場、トレンド相場どちらでも利益を狙いやすい方法です。
そのため、取引に多くの時間を割けない方や、チャートをじっくり見る時間がない方でも短時間でFXに取り組むことができます。また、スキャルピングは短い時間で決済するため、ポジションを保有している間の精神的負担が少ないメリットがあります。
しかし、いつでもできると勘違いしてはいけない部分です。
いくらわずかな変動でも利益を狙える取引方法だったとしても、相場参加者が少ない時間帯は分析通りに相場が動かない場合が多いです。また、MTF分析をする時間がないような隙間時間にサクッとエントリーして勝てるものでもありません。
本気で利益を得るためには、最低でも1時間程度は相場参加者が多い時間帯にチャートを見る時間を確保し、じっくり取り組む必要があります。
ゼロカット(ロスカット)システム採用で追証がない
海外FXはゼロカットシステムがあることによりリスクが少ない状態で安心してスキャルピングに取り組むことができる環境を提供しています。
ゼロカットシステムとは?
ゼロカットシステムは海外FX業者のみが採用しているシステムで、相場が急変して口座資金がマイナス状態で強制決済(ロスカット)となった場合でも、マイナス分は業者が補填すると言う制度です。
このシステムがあるおかげで、ハイレバレッジで取引しても口座資金以上の損失が出ない、つまり安全性が確保されているわけです。
ですが、損切や資金管理を徹底した上の緊急時の救済システムであるので「ゼロカットシステムがあるから無理をして良い」ではないことは理解しなければいけません。
ちなみに、国内FX業者にはゼロカットシステムがないために口座資金がマイナスになった場合のマイナス分は借金として業者に支払わなくてはいけないリスクがあります。
豊富な通貨ペア・銘柄を選択できる
海外FX業者は国内業者と比べて圧倒的に取り扱い銘柄が多いことから、自分が得意な銘柄を探しやすいメリットがあります。
特にボラティリティが大きく、スキャルピングで利益を得やすい仮想通貨FXは海外FX業者のみが取り扱っています。
各銘柄のレバレッジも圧倒的に海外FXの方が高いので、少額資金で取り組みやすい環境が整っています。
ボーナスを利用して少ないリスクで取り組める
海外FXでは証拠金として利用できる口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供している業者があります。この口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用すれば自己資金以上の取引が可能です。
しかし、ボーナスを提供している業者や口座タイプはスプレッドが広い傾向にあるため、「秒スキャ」などは手数料負けのリスクが高くなり、通常のスキャルピングでも利益が少なくなることを認識しなければいけないデメリットがあります。
このデメリットがほとんど無く、ボーナスをスキャルピングに利用できる業者として、当記事では「Vantage Trading」と「XM Trading」を紹介しているので、少額資金でスキャルピングに挑戦したい方は検討してみてください。
海外FXのスキャルピングのデメリット
下記デメリットは海外FXに限らず、スキャルピング全般のデメリットです。そのため、初めてスキャルピングに挑戦する方は確認しておくようにしてください。
各デメリットをタップすると詳細を確認できます。
スプレッドや取引手数料が増える
スプレッドや取引手数料は1回の取引ごとに発生するため、取引回数が多く、1回の利益が少ないスキャルピングは「手数料負け」となるリスクがあります。
「手数料負け」つまり利益より手数料が高くなってしまうことを避けるためには、取引コストの安い海外FX業者と口座タイプを選ぶことは必須です。
また、「勝てる手法も持たず」「資金管理も怠っていれば」利益より取引コストの方が多くかかってしまい、資金が無くなる可能性が高くなります。このリスクを回避するためには、利益の取れる手法・取引ルールの構築をするしかありません。
手法・取引ルールは自身の相場の見え方によって大きく異なりますが、、基本的な部分を後ほど「海外FXのスキャルピングで勝つためのコツ・おすすめ手法」で解説するので参考にしてください。
メンタル管理が難しく、資金を失うリスクがある
海外FXのスキャルピングは少ない資金でもハイレバレッジで大きな取引ができ、エントリーポイントも多いことから、ギャンブル感覚で一攫千金を狙う方法と勘違いしてしまう可能性のある投資方法です。
しかし、このような認識で取引を行うと、負けたときに負けを取り返そうと、さらに無茶な取引をしてしまい、資金を溶かしてしまうリスクがあります。
無理な取引の例
- 無理なLotで取引をしてしまう
- 負けを取り返すためにマーチン取引やナンピン取引をする
- 損切りを設定しないで相場が戻ってくるのを待つ
これは、人間の持つ「負けを取り返したい」「損失はないことにしたい」と言う原始的な感情が入るために起こる冷静な判断ができない状態です。
特にスキャルピングの場合はすぐに次のエントリーポイントが来るため、冷静になる時間がなく他のスタイルよりコントロールしにくい感情と言えます。
また、初心者は「他人の話を鵜呑みにして取引してしまい」勝てずに上記のような行動に出る傾向にあります。
このほかにも「短い時間で取引できるからと集中できない環境で取引してしまう」場合もメンタルを崩しやすいので絶対にやめましょう。
海外FXのスキャルピングで勝つためのコツ・おすすめ手法
投資では「聖杯はない」といわれます。「聖杯はない」とは万人に通用する勝ち方はないため、自分自身の相場の見え方にあった取引方法を探す必要があるということです。
そのため、ここでは自分の取引ルール、手法を構築するヒントを紹介しています。ぜひ以下の内容を参考に勝てるルールを作ってみてください。
勝つためのコツ【基本編】
各項目をタップすると詳細を確認できます。
資金管理・損切りルール徹底
スキャルピングは短時間で多くの取引をするため、資金管理を怠ると瞬く間に大切な資金を溶かす(失う)リスクがあります。また少ない利益を積み重ねる手法のため、損切りルールを徹底し、損失を最小限にすることが資金を増やすコツです。
資金管理で重要なポイントは1回のエントリーで使える証拠金額を決めること。エントリーは口座資金の2%以内を目標とします。
口座資金10,000円の場合のエントリーできるLot数
- エントリー金額(証拠金):10,000円×0.02(2%)=200円
- USDJPY155円、レバレッジ1000倍の場合:
- 200円×1000倍÷155円(為替相場単価)÷100,000通貨=0.012Lot≒0.01Lot
0.01Lot取引ならばUSDJPYの場合、1Pipsの値動きの損益は10円なので、10,000円の口座資金でも十分取引に余裕が生まれます。
損切りについては自身の手法によって変わる部分ですが、主に以下の基準を参考にルールを決めてみてください。
損切りルールの例
- リスクリワード2:8
- エントリー直近の高値安値
- 利確目標が数値でない場合:口座資金の1%以内など
- インジケーターの数値:ローソク足がMAを割るなど
損切りルールで大切なことは手法と一緒に決めて絶対に変更しないこと。「損切りを広げたら勝てたのに」などを考え変更してしまうとメンタルに悪影響を与え、資金を溶かす原因になってしまいます。
MTFで大きな流れに乗る
スキャルピングはどのような相場でもチャンスがあります。しかし、大前提として大きな流れに乗る必要があります。
「相場は大きな流れに従う」という性質があるため、スキャルピング場合は1時間足4時間足の流れに逆らわない方向へのエントリーを検討すると、大きく利益伸ばせる可能性が高まります。逆張りも同様に流れに逆らわないことが基本となります。
この大きな流れを知るための方法をマルチタイムフレーム分析(MTF)と言い、MTFで1時間足、4時間足で相場の大きな流れと取引が集中するポイントを見つけることがスキャルピングで勝つコツの一つになります。
ライントレードで取引が集中するポイントを見つける
ライントレードとは相場参加者の意識が集中するポイント、相場の流れが変わるポイントを探すためのテクニックです。
上位足のラインほど精度が高くなる(反応しやすい)傾向にあるので、スキャルピングをする際は4時間足、1時間足、15分足などでラインを引き、そのポイント付近での値動きに対して自分のルール通りのエントリーをするとよいでしょう。
ライントレードのコツは、「ラインは目印程度に考える」ことです。ラインはひげで引く場合や実体で引く場合で違いますし、時間足によっても違います。そのため、ラインぴったりで反応すると考えず、「ライン付近で反応した場合に意識されている」と考えるとラインを引きやすくなります。
勝つためのおすすめ手法【応用編】
各項目をタップすると詳細を確認できます。
レジサポ転換を狙う
レジサポ転換とはこれまでレジスタンスラインとなっていたラインが突破された後、サポートラインとして機能する現象です。(逆の場合も同様)
この値動きはレンジブレイクなどで起こりやすく、ラインが意識されているポイントという根拠となり、このラインを起点にポジションを持つことができます。
レジサポ転換を起点にしたポジション
- 逆張り:ライン付近に指値注文
- レジサポ転換後ダウ理論成立を確認してポジションを持つ
相場の転換点を狙う
相場は一方向に動き続けるわけでなく、あるポイントで転換します。この転換ポイントを見つけ始点を狙うことでリスクを最小限にしつつ大きな利益を狙うことが可能となります。
転換ポイントは主に以下のようなパターンで判断します。
相場転換の主なパターン
- 戻り高値の上抜け、押し安値の下抜け
- チャートパターン:三山、ダブルボトムなど
相場の転換点は上位足で確認し、下位足でレジサポ転換を確認してからエントリーする戦略が有効です。
押し目からのトレンド始点を狙う
トレンド相場などでは必ず押し目(トレンドとは逆方向の値動き)が見られます。この押し目からの再度トレンド方向への値動きの始点はスキャルピングのエントリーポイントです。
具体的戦略は上位足でトレンドと押し目を確認し、下位足でトレンド方向へのエントリーをします。
押し目からのトレンド始点を狙う手法では、押し目形成時のトレンドライン突破や直近高値、安値突破がエントリーの目安になります。
自動売買(EA)の活用
海外FXのスキャルピングは手軽にMT4、MT5で自動売買が利用できることがメリットです。自動売買を利用すればスキャルピングのデメリットである感情に振り回され正常な判断ができなくなってしまうことを防ぐことができます。
ですが、自動売買は適切な相場で使わなければ損失が増える一方となるので、利用しようとしている自動売買がどのようなロジックなのか理解する必要があるでしょう。
また、短時間に大量の売買を繰り返すロジックの場合、業者の禁止事項に触れるリスクがあるので、自動売買を利用している業者の規約をしっかり確認するようにしてください。
スキャルピングにおすすめのインジケーター
各項目をタップすると詳細を確認できます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは相場の状態を把握するためやエントリーの目安として利用できます。
ボリンジャーバンドでの判断は主に以下の3つの形が重要です。
- スクイーズ:
ボリンジャーバンドの幅が相対的に狭い状態
相場の勢いがない状態、スクイーズ初期はボリンジャーバンドに価格が到達すると反発する可能性が高い。逆にスクイーズが長く続いている場合は「力をためている」と判断しトレンド開始の可能性が高まる。
- エクスパンションとバンドウォーク:
ボリンジャーバンドの両端が広がり、価格がバンドに沿って上昇(下降)している状態
トレンドが開始した可能性が高く、押し目の始点を狙う戦略が有効となる相場と判断できる。
また、価格がボリンジャーバンドを大きく突き抜けている場合は「買われすぎ」「売られすぎ」と判断する目安となる
- ボージ:
エクスパンション後バンドの幅が狭まり始める
相場の勢いが無くなり、レンジ相場へ移行、もしくは相場転換の可能性が高くなる。
ボリンジャーバンドはエントリーポイントと思われがちですが、上記のように相場の状態意を把握するために利用することで、スキャルピングで必要な素早い判断に役立てることができます。
ちなみに、ボリンジャーバンドを利用する際は広めの設定をするとダマシが少なくなり、大きな目線で相場を判断しやすくなります。(今回紹介した設定は期間50、偏差2.5を使用)
移動平均線
移動平均線は相場判断からエントリーポイントの根拠まで万能に使えるインジケーターです。
移動平均線設定値
- 短期線(ピンク):期間20
- 中期線(青):期間50
- 長期線(緑):期間200
自身の目線、設定値によって変わる部分ですが、今回紹介しているチャートの場合は以下のような判断に利用できます。
移動平均線での判断例
- 長期線:相場転換の目安
- 中期線もしくは短期線を価格がクロス:エントリーポイント
- 短期、中期、長期と並んでいる:パーフェクトオーダー→上昇、下降トレンドが強い
- 移動平均線が頻繁にクロスしている:レンジ相場の可能性が高い
移動平均線による相場判断は上位足の方が正確なため、上位足で相場の方向性を判断し、下位足でエントリーポイントを見つける使い方をおすすめします。
RSI
RSIは一般的に「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するオシレーター系インジケーターと言われていますが、実は相場の方向性、過熱感を教えてくれる一面があります。
一例として以下のような判断方法を紹介します。
RSIの判断方法例
- 価格がボリンジャーバンドを飛び出すほど大きく伸びた、RSIが70以上になっているから買われすぎの可能性がある
- バンドウォークかもしれない、RSIが70以上だから相場が過熱しているためさらに上昇するだろう
- 期間50の移動平均線付近で反発した、RSIも50以上に復帰したから上昇傾向だろう
- 期間50の移動平均線を価格が下抜けしてさらにRSIが50以下(30付近)まで下がったので、上昇トレンドが終わったかもしれない
- ボリンジャーバンドがスクイーズ、上位足は上昇傾向、トレンドラインとボリンジャーバンドに価格がタッチしている、RSIも30以下になったから反発するかもしれない
上記はボリンジャーバンドやラインと一緒にRSIの数値を根拠としています。ポイントはローソク足やトレンド系インジケーターの判断の根拠を強くする使い方。オシレーター系インジケーターだけで判断しない使い方がダマシを少なくしつつ正確な判断につながります。
MACD
MACDはトレンド中の相場の勢いを確認するためとエントリーの根拠として利用できます。
上記のチャートの場合を例に判断方法を紹介します。
MACDの判断方法の一例
- MACDラインとシグナルラインのデッドクロス:
上昇の勢いが無くなり押し目形成に移行する可能性が高い
- MACDラインとシグナルラインのゴールデンクロス:
MACDラインが0ラインを上抜け:
上昇トレンドが再開する可能性が高い
- 高値を更新しているのにMACDの上昇率は更新していない:
ダイバージェンス、相場転換の可能性が高い
- 安値を更新しているのにMACDの下落率は更新していない:
ダイバージェンス、相場転換の可能性が高い
MACDは先行指標ともいわれ、相場が今後どのように動きやすいかを教えてくれるインジケーターです。ただし、レンジ相場では意味をなさず、単体ではダマシが多い欠点があります。
しかし、トレンド相場では今回のようにエントリーの根拠にする使い方ができるので、活用してみてください。
海外FXのスキャルピングの禁止行為
海外FXのスキャルピングでは一般的に以下の行為が禁止されています。これらは意図していなくても、スキャルピングの場合してしまう場合があるので、一通り覚えておくことをおすすめします。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
窓開けのみを狙った取引
「窓開け」とは経済指標や週明けにローソク足の間が空く現象です。多くの場合この窓を埋める方向に価格が動くため、FXのエントリーポイントの一つとなっています。
この窓開けのみを狙って大口でスキャルピングをする行為は禁止している業者が多いです。ただし、「窓開けのみ大口で取引」など極端な取引をせずに、通常取引の中で窓開けも狙う行為は禁止されていません。
同様に経済指標のみを狙った大口のスキャルピングも禁止事項に触れる場合があるので注意が必要です。
裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)とは「サヤ取り」とも呼ばれ、ある銘柄の複数の市場で生じた価格差を利用して利益を得る手法です。
アービトラージの例
- A社:100円
- B社:90円
→B社で購入してA社で売れば10円の利益
アービトラージ取引の利幅は少ないものの、確実に利益を得られる手法です。しかし、海外FX業者のほとんどで禁止行為となっています。
複数業者、複数口座での両建て
ほとんどの海外FX業者では「同一通貨の複数口座での両建て」や「業者を跨いでの両建て」を禁止しています。
禁止されている両建ての例
- 同一業者、同一銘柄をA口座でロング、B口座でショート
- 同一銘柄をA社でロング、B社でショート
上記のような両建てをすると片方がロスカットにより入金分までの損失で済み、もう片方の口座は大きく利益を伸ばすチャンスがあります。
この手法は海外FXのロスカットシステムの悪用とみなされ、利益没収、口座凍結の対象となります。
海外FXのスキャルピングで勝てない原因と対処法
海外FXのスキャルピングで勝てない原因を3つ紹介します。自分にあてはまるか確認してみてください。
各項目をタップすると詳細を確認できます。
スプレッドが広がる時間帯や流動性の低い時間帯・通貨ペアで取引している
スキャルピングは以下の時間帯の取引は勝てない場合が多くなるため、おすすめしません。
スキャルピングで勝ちにくい時間帯
- 重要な経済指標の前後:
重要な経済指標の発表前はトレーダーが様子見のために取引を控える傾向にあり、流動性が極端に少なくなる傾向にある。発表後は相場が一方向に動き取引相手が少なくなるため、スプレッドが広がる。
- 市場のオープン・クローズ時間:
市場のオープン・クローズ時間は決済の動きや大きな取引の流入等で流動性は高くなるが、これまでの値動きと全く違った相場になる場合があり、テクニカル分析が効きにくい状態となる。
- 日本時間の早朝から東京市場開場までの時間帯:
ニューヨーク市場が閉場する日本時間の6時(冬時間は7時)から東京市場が開場するまでの時間帯は極端に取引参加者が少なくなり、相場の流動性が低い状態となる。そのため、予想通りの値動きになりにくい傾向がある。
スキャルピングは数Pipsの値幅を狙う手法のため、スプレッドが広いつまり取引コストが大きくなれば利益が少なくなるばかりか、手数料の方が高くなってしまう「手数料負け」の可能性があります。
また、流動性が低い時間帯、つまり取引参加者が少ない時間帯に取引すれば、テクニカル分析が効かず予定通りの値動きになりにくい傾向にあり、短期取引であるスキャルピングには勝ちにくい相場と言えます。
同時に流動性があってもファンダメンタル要素の強い市場のオープン・クローズ時や経済指標発表前後もテクニカル分析が効きづらくなり、スキャルピングの苦手な相場となります。
自分のルールを決めていない、守っていない
スキャルピングは短い時間の取引のため簡単と思われがちですが、素早く判断し決断する必要があるため、自分目線でのエントリー・決済ルールが必須の取引方法です。
言い方を変えれば、「誰かが勝てると言っている手法では勝てない」こととなります。誰かの手法を参考にするのは問題ないのですが、相場の見え方は人によって違うので、自身が狙いたい部分で使える手法なのか検証して、初めて自分のルールとすることができるわけです。
また、せっかく決めたルールを守れないことも勝てない原因となります。じっくり検証していないルールほど守れない原因となりやすいので、最初は稼ぐよりも「稼ぐための体制づくり」に重点を置くことをおすすめします。
通信速度や環境が悪い
スキャルピングはリアルタイムの価格変動に対応する必要があるため、通信環境が悪い場合、エントリーの遅延などの影響を受けやすい取引手法です。
基本的に以下のような環境での取引は通信速度が悪く、スキャルピングに悪影響を与える可能性があります。
スキャルピングに悪影響のある通信環境
- 無線(Wifi)でMT4・MT5を稼働させている
- PC、スマホの処理速度が遅い
- インターネットカフェなど不特定多数が同一回線に接続している
特にスリッページなどが頻発する場合は、業者よりも自身のインターネット環境が悪いと考え、見直す必要があるでしょう。
よくある質問
初心者にはスキャルピングは難しいでしょうか?
簡単ではありませんが、始めることは可能です。ただし、FX初心者は「自分がどのスタイルの取引が向いているのか?」もわからない状態と思われます。
そのため、「スキャルピング=稼げる投資」とはならない可能性があることを認識しなければいけません。まずは為替相場の知識を身に付け、経験を積みながら取引スタイルを決めても遅くないでしょう。
フルレバスキャルはリスクが高いと聞いたのですが?
リスクはもちろんありますが、ルールを守れば何も問題ありません。具体的には「損切りを必ず設定する」と「自分の資金量以上の取引をしない」の2点を最低限守ることでリスクを減らせます。
逆に上記ルールさえ守れば、資金効率が格段に上がりトレーダーにとってプラスしかなくなるのがフルレバスキャルです。
スキャルピングに向かない人はいますか?
スキャルピングに向かない人はいます。具体的には次のような方はスキャルピングをおすすめしません。
スキャルピングに向かない人
- ギャンブル感覚でFXをしようとしている人
- 借金でFX資金を賄おうとしている人
- FXについて学ぼうとしない人
スキャルピングは副業でFXに取り組もうとしている方には向いていますが、コツコツと努力しない方にはリスクが高すぎる取引方法です。
ただし、FXに本気で取り組みたい方にとっては選択肢として有力なので、この記事を再度読んで検討してみてください。
ゴールド(GOLD)のスキャルピングでおすすめ海外FX業者を教えてください
当記事ではゴールドのスキャルピングをするのなら以下の海外FX業者をおすすめします。
ゴールド取引におすすめのが海外FX業者
業者名 | 口座タイプ | 取引コスト (1Lot取引) |
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Exness | プロ口座 | 12ドル |
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Vantage Trading | RAW ECN口座 | 13ドル(6ドル) |
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ThreeTrader | RAWゼロ口座 | 12ドル(4ドル) |
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仮想通貨FXのスキャルピングはどの海外FX業者がおすすめですか?
仮想通貨FXのスキャルピングにおすすめ業者は以下の2社です。
仮想通貨FXのスキャルピングにおすすめ業者
業者名 | 口座タイプ | ビットコイン取引コスト (1Lot取引) |
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Exness | ゼロ口座 | 18ドル(16ドル) |
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Vantage Trading | RAW ECN口座 | 23.21ドル |
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なお、銘柄によって他社よりも取引コストが高い場合があるので、取引する銘柄のスプレッドを確認するようにしてください。
スキャルピング禁止業者でのスキャルピングや禁止事項をすると口座凍結されますか?
絶対ではありませんが、口座凍結のリスクが高まります。口座凍結は、偶然禁止行為をしてしまった場合でも業者の裁量で行われる場合があります。
そのため、スキャルピングをする際は禁止行為を熟知しておき、スキャルピング禁止業者では短期取引をしないことを徹底してください。
海外FXでスキャルピングをするためにはいくら準備する必要がありますか?
1回の取引の証拠金は口座資金の2%以内を前提とし、レバレッジ1000倍を利用して0.01Pips取引をUSDJPYでする場合、以下のような試算となります。
1取引で必要な資金
- 必要証拠金:100,000通貨×155円÷1000倍×0.01Lot=155円
- 口座資金:155円÷0.02(2%)=7,750円
- 1Pipsの値動きの損益:100,000通貨×0.01Lot×0.01円=10円
スキャルピングの場合1取引で10Pips(100円)程度の損益のため、1万円程度準備すれば最低限の取引が可能です。
海外FXでスキャルピングをするならSTP口座とECN口座のどちらが良いですか?
基本的にECN口座の方がインターバンク(ブリッジ業者)に直接アクセスする分、約定スピードが早くスキャルピングに向いている傾向にあります。
しかし、ExnessのようにSTP口座で即時約定を取り入れているタイプなどは、圧倒的にSTP口座の方が有利です。また、ECN口座でもサーバーが弱かったり、自身の通信環境が悪かったりするとECN口座でもスキャルピングでは不利になります。
最終的には自身で判断する部分となるので、当記事で紹介している業者の口座を開設して試してみてください。
国内FXと海外FXどちらがスキャルピングに向いていますか?
閣内FX業者と海外FX業者では以下のようにスキャルピングの条件が違うため、自身の取引スタイル、資金量によって変わってきます。
| 海外FX業者 | 国内FX業者 |
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スキャルピングの禁止 | 業者による | 自走売買は禁止 |
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スプレッド | 広い | 狭い |
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必要証拠金 | 少ない | 多い |
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約定力 | 業者による | 業者による |
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ボーナスキャンペーン | 初心者向け | 中級者以上向け |
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ロスカット | あり | 無し (追証が発生する) |
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主な取引ツール | MT4・MT5・cTrader | 業者独自ツール 一部MT4などあり |
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国内FXはスプレッドが海外FX業者と比べ狭いのですが、レバレッジが最大25倍に制限されているため、ある程度資金がなければ取引の継続は難しいと言えます。また、ロスカットシステムが無いので、手法の定まっていない初心者は追証(借金)のリスクが高まります。
一方、海外FX業者はハイレバレッジを利用して少ない資金でスキャルピングに挑戦でき、借金のリスクがない環境を提供しています。そのため、初心者は海外FXを利用してスキャルピングを始めることをおすすめします。
スキャルピングはMT4・MT5よりcTraderが良いと聞いたのですが、本当ですか?
同一条件ならばスキャルピング向けに開発されたcTraderの方が有利にスキャルピング取引をすることができます。
ただし、MT4・MT5でも十分なスキャルピング環境を構築することが可能なので、業者を決める際は、ほかの取引条件を優先した方が良いでしょう
ちなみに、当記事で紹介している業者では「AXIORY」と「TradersTrasut」がcTraderを採用しており、スキャルピングの取引環境も高レベルです。
海外FXのスキャルピングでは何Pipsを狙うべきでしょうか?
スキャルピングで狙う値幅は、一般的に5Pips~10Pipsと言われています。ただし、ご自身の手法によって変わってくる部分なので、あくまで目安としてください。
海外FXでは自動売買(EA)でスキャルピングができますか?
規約等で禁止していない業者ならば問題ありません。ただし、短時間に大量の注文・決済をするタイプの自動売買ツールは、サーバーに負担をかけすぎる理由で規制の対象になる場合があるので注意してください。
スキャルピングにおすすめの海外FX業者&口座タイプ一覧
スクロールできます
業者名 | 信頼性・安全性 | おすすめ口座タイプ | スプレッド | 取引手数料 | レバレッジ | 約定力 | ストップレベル |
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Exness | | プロ口座 | ・USDJPY:0.78Pips ・EURUSD:0.65Pips | 無し | 無制限 | | ゼロ |
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Vantage Trading | | RAW ECN口座 | ・USDJPY:0.3Pips ・EURUSD:0.07Pips | 6ドル/Lot | 1000倍 | | ゼロ |
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ThreeTrader | | RAWゼロ口座 | ・USDJPY:0.0Pips ・EURUSD:0.0Pips | ・円建て口座:400円/Lot ・ドル建て口座:4ドル/Lot | 1000倍 | | ゼロ |
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AXIORY | | ナノ口座 | ・USDJPY:0.2Pips ・EURUSD:0.2Pips | 6ドル/Lot | 1000倍 | | ゼロ |
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TradersTrust (TTCM) | | プロ口座 | ・USDJPY:0.5Pips ・EURUSD:0.2Pips | 6ドル/1Lot | 3000倍 | | ゼロ |
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XM Trading | | KIWAMI口座 | ・USDJPY:1.55Pips ・EURUSD:1.19Pips | 無し | 1000倍 | | ゼロ |
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TitanFX | | Zeroブレード口座 | ・USDJPY:0.33Pips ・EURUSD:0.2Pips | 7ドル/Lot | 500倍 | | ゼロ |
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HFM (旧HotForex) | | プロ口座 | ・USDJPY:1.1Pips ・EURUSD:0.6Pips | 無し | 2000倍 | | 2Pips |
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