- FXのパーフェクトオーダーの特徴やメリット・デメリットを徹底解説
- パーフェクトオーダーのインジケーター設定やエントリーポイントを紹介
- シンプルに大きな利益を狙うことができる「パーフェクトオーダー」について詳しく知ることができる
目次
FXのパーフェクトオーダーとは?
FXのパーフェクトオーダーとは、チャート上に表示させた短期、中期、長期の移動平均線が全て同一方向に向いている状態をいいます。パーフェクトオーダーの状態では、上昇または下降の方向に強いトレンドが生じていることが多く、相場の方向性の目線をはっきりさせてトレードすることが可能となります。
パーフェクトオーダーの完成条件は以下の2つです。
パーフェクトオーダーの条件
- 全ての移動平均線が同一方向に向いている。
- 移動平均線の並びがチャートに近い順から、短期、中期、長期の順で並んでいる。
以下のチャート図は、実際のパーフェクトオーダーの状態を表したものです。
パーフェクトオーダーの状態では移動平均線の向きから「相場の方向性」、その傾きから「トレンドの強さ」を一目で知ることができます。
FXの勝率を上げるためには、トレンドに逆らわずに乗っかることが重要といわれており、パーフェクトオーダーを用いればトレンドを見つけやすくなり、勝率を上げることができるだけでなく、うまく活用することで大きな利益を得られる可能性があります。
一方でエントリーのタイミングや利確、損切の判断には注意を要するところもあります。本記事を読めばパーフェクトオーダーをうまく活用するための十分な知識を得ることができるので、ぜひ最後まで一気に読んでみてください。
まず始めにパーフェクトオーダーの特徴、メリット、デメリット、設定方法やエントリーポイントなどを詳しく解説していきます。
本記事では複数のチャート図を載せていますが、パーフェクトオーダーを表すための移動平均線の色は短期線:緑、中期線:黄色、長期線:赤、で統一しています。
パーフェクトオーダーの特徴
パーフェクトオーダーには大きく3つの特徴があります。
パーフェクトオーダーの特徴
- インジケーターの設定がシンプル
- 一度完成すると長く継続する傾向がある
- どの通貨ペア、時間足でも使用可能
それぞれを順に解説していきます。これを読むと、いかにパーフェクトオーダーが使い勝手のよい手法であるかが理解できますよ。
インジケーターの設定がシンプル
パーフェクトオーダーのためのインジケーター設定は非常にシンプルで、チャート上に3~5本の短期、中期、長期の移動平均線を表示させるだけです。
一方、初心者は複数のテクニカル指標をチャートに表示させることで、チャートが見づらくなったり、結局どの指標をエントリーの根拠とするのかが曖昧になったりしてしまうことがあります。
このように比べてみるとパーフェクトオーダーは設定がシンプルでチャート画面が見やすいと感じるはずです。FXを始めたばかりの人はまずはシンプルに相場を見ることのできるパーフェクトオーダーはおすすめの設定です。
エントリーや利確のために他のテクニカル指標を組み合わせることもあります。その場合は、まずは移動平均線のみを表示させパーフェクトオーダーの状態が確認できたら、他の指標と合わせてチャート分析を行うとよいでしょう。
使用する移動平均線の種類や設定期間については後述します。
一度完成すると長く継続する傾向がある
名称に“パーフェクト”とついているように、一度この状態が完成すると形が崩れずに継続する傾向があります。継続するということはつまり、大きな値幅を狙うことが可能となります。
例として次の2つのパターンを見てください。
ドル円4時間足
ユーロ円1時間足
上図はパーフェクトオーダー状態のドル円4時間足とユーロ円1時間足のチャート図です。いずれもパーフェクトオーダーの始点から終点まで数千~のpips幅がみられています。
実際にはパーフェクトオーダーの開始と終了をピンポイントで抑えることは容易ではありませんが、パーフェクトオーダーの状態では常にトレンド方向への大きな利益を得るエントリーチャンスが存在するといえます。
どの通貨ペア、時間足、時間帯でも使用可能
パーフェクトオーダーは基本的にどの通貨ペア、時間足でも発生します。そのため、普段のトレードスタイルに合わせて活用することが可能です。
またパーフェクトオーダーを用いたトレードは長期的な戦略となり、時間帯に縛られないことも特徴の一つです。ただし、相場は特定の時間帯に大きく変動することがあるため、その点は注意が必要です。
ちなみに、このような時間帯を狙った取引を行うファンダメンタルの手法も存在します。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
FXでパーフェクトオーダーを使うメリット・デメリット
続いてパーフェクトオーダーを使う際のメリットとデメリットを解説します。特にデメリットに関してはしっかりと内容を理解してから取引に利用するようにしてください。
メリット
パーフェクトオーダーには次のようなメリットがあります。
- 設定がシンプルなため、初心者でも活用できる
- トレンドの方向が明確になり、目線をはっきりさせてトレードできる
- 大きな利益を狙うことができる
- ローソク足の挙動に惑わされづらい
- 単純なチャート分析の所作を身に付けることができる
3つ目まではパーフェクトオーダーの特徴の項で述べたので、ここでは4つ目と5つ目について解説します。
ローソク足の挙動に惑わされづらい
ローソク足はほぼ全てのトレーダーが注目しているテクニカルの一つで、中にはローソク足のみをエントリー根拠とするトレーダーもいるほどです。慣れないうちはローソク足の挙動に惑わされ、負けてしまうことがあります。
パーフェクトオーダーは、複数のローソク足によって形成された長期的なチャートの変動をつかむ手法であるため、このようなローソク足の挙動に惑わされる心配がありません。
単純なチャート分析の所作を身に付けることができる
FXにおいてトレンドを探し出すことは重要です。移動平均線を用いて相場の状態を把握することや、テクニカル分析を行いエントリーや損切り、利確ポイントを探ることはFXで勝つための基本となります。
これらの所作を身に付けることができるという点でも、パーフェクトオーダーは初心者におすすめの手法となります。
なお、パーフェクトオーダーのエントリーポイントについては詳細を後述しているので、そちらをご覧下さい。
デメリット
パーフェクトオーダーには次のようなデメリットがあります。
- パーフェクトオーダーの始点を狙うのは難しい
- エントリーのチャンスは多くない
- 長期保有はファンダメンタル要因によるリスクが伴う
- 直近の値動きには反応しづらい
- パーフェクトオーダー=トレンドではないことに注意
以下で詳細を解説するので、パーフェクトオーダーを上手に使うためにも手法を取り入れる前に必ず読んでおいてください。
パーフェクトオーダーの初動を狙うのは難しい
パーフェクトオーダーは移動平均線の条件が整ったとしても、完成に至らずに形が崩れることもあります。
条件を満たした後、しばらくはチャートの動きを見てからパーフェクトオーダーの完成を判断する必要があるため、意図的にその始まりを狙うのは容易ではありません。
エントリーチャンスは多くない
トレンドが発生していても、やみくもにエントリーすればよいというわけではありません。波や押し目、戻りを確認しながらエントリーポイントを探ることになります。
そのため、最適と思われる場所でエントリーする場合はチャンスが少なくなることを理解して使う手法になります。
長期保有はファンダメンタル要因によるリスクが伴う
どれだけ高精度にチャートを分析しても、戦争のような地政学的な影響や経済指標、要人の発言などのファンダメンタル要因による価格の変動は予測できません。
パーフェクトオーダーの状態であっても、ファンダメンタル要因に伴う突然の崩れが生じる可能性は常に念頭に置いておきましょう。
直近の値動きには反応しづらい
移動平均線は一定期間の値動きを線として表すものなので、1、2本のローソク足で急騰や暴落が生じたとしても、反応が遅れてしまいます。パーフェクトオーダーの状態であったとしても、チャート全体をみて臨機応変に対応する必要があります。
パーフェクトオーダー=トレンドではないことに注意
パーフェクトオーダーが完成しているからといって、トレンド発生と捉えるのは注意が必要です。パーフェクトオーダーの条件を満たした後は、トレンドが生じているかを慎重に判断しなければいけません。
また、判断が違った際のリスク防止策として損切りを設定は必須です。
パーフェクトオーダーのインジケーター設定
ここではインジケーターとして使用する移動平均線の設定について解説していきます。
パーフェクトオーダーのインジケーター設定は、短期、中期、長期の3本の移動平均線(MA)を表示させます。4、5本でも問題ありませんが、最もバランスがよいといわれているのは3本です。本数を増やすとチャートが見づらくなり、情報量が多くなることで判断が難しくなる可能性がありますので、基本は3本で問題ありません。
SMAよりもEMAがおすすめ
移動平均線にはいくつかの種類がありますが、人気のものに単純移動平均線(Simple Moving Average:SMA)と指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average:EMA)があります。
パーフェクトオーダーの設定にはEMAを用いるのがよいとされています。SMAとEMAは算出方法が異なっており、SMAは期間内の単純な平均を取るのに対して、EMAは直近のデータに重きを置く計算方法が取られています。そのため、EMAはSMAよりもトレンドへの追従性や感応度が良い、とされています。
上図は、2022年9月22日に日本銀行がドル円に対して為替介入を行ったときのチャートです。数分のうちに約5円ほどの急激な変動が生じていますが、この値動きに対してSMAよりもEMAが素早く反応していることが分かります。
パーフェクトオーダーのデメリットとして、直近の値動きに対する反応が悪いということがあります。この弱点を少しでも緩和するためにはSMAよりもEMAの方がよい、というわけです。
また、使用する期間設定としておすすめなのが、25EMA、75EMA、200EMAです。
これらはパーフェクトオーダーに関わらず短期、中期、長期の移動平均線の設定値として、多くのトレーダーが利用しているといわれています。利用されているということは、トレードの根拠に用いられており、値動きの際に意識されている可能性が高い、ということになります。
ただ、移動平均線の設定値は自分の目線で確かめる部分なので、「25EMA、75EMA、200EMA」が必ずしも正解と言うわけではありません。他の設定値も試してみたいときは下記の設定値を参考にしてみてください。
パーフェクトーダーのMAの設定値例
- 20EMA + 50EMA + 100EMA
- 25EMA + 75EMA + 200EMA
- 50EMA + 100EMA + 200EMA
- 10EMA + 50EMA + 100EMA + 200EMA
- 10EMA + 20EMA + 40EMA + 80EMA
各線の間隔は2~4倍がよいとされているので、自分のトレードスタイルに合わせて設定しましょう。
パーフェクトオーダーで使用する時間足
パーフェクトオーダーはどの時間足でも発生します。そのため、パーフェクトオーダーで用いる時間足は、自分のトレードスタイルで通常使用している時間足と同じで問題ありません。
ただし、短期足ではダマシが発生するリスクが高くなります。また、特定の時間足のみでチャート分析を行うと、その時間足でパーフェクトオーダーが発生していたとしても「上位足では相場の方向性が逆だった」ということがあります。
「相場は上位足の流れに従う」と言う原則があります。そのため、メインの時間足でパーフェクトオーダーを使う際は上位足の方向性を常に気にすることが大前提となります。
パーフェクトオーダーのエントリーポイント
パーフェクトオーダー形成時はトレンドが発生している可能性があります。パーフェクトオーダーは継続する特徴があるため、エントリーは必ずトレンド方向への順張りとします。
トレンドの状態でも、チャネルライン上の反発やラインのブレイクを狙う逆張りの手法も存在しますが、パーフェクトオーダー時の逆張り狙いはリスクが非常に大きいため、避けて下さい。
以下では「パーフェクトオーダーのエントリーポイント」と「パーフェクトオーダーの始点や終点を探るコツ」を解説するので参考にしてください。
パーフェクトオーダーのエントリーポイント
パーフェクトオーダー状態を見つけたら、エントリーポイントを探します。意識すべき点は「押し目買い、戻り売り」になります。ここではトレンドラインと短期移動平均線を用いたエントリー方法について解説します。
トレンドラインを使用したエントリー
パーフェクトオーダー時はチャートが細かく上昇と下降を繰り返します。上昇トレンドなら波の安値、下降トレンドなら戻り高値部分をつないだ線を「トレンドライン」といいます。トレンドラインを引くとエントリーポイントが見つかることがあるのでおすすめです。
この図のようにチャートがトレンドラインから反発したタイミングがエントリーポイントとなります。ただし、トレンドラインには以下のようなデメリットがあります。
トレンドラインのデメリット
- 複数の波が形成されてからでないと引くことができない
- どの安値(高値)を結ぶかでラインが変わってくる
- 実線で引くか、ひげで引くか等の細かい条件はトレーダーによって異なる
そのため、トレンドラインには誤差がある、または機能しない可能性があることを念頭において使ってください。また、機能しているトレンドラインを見つけた場合はブレイクに注意します。
上図ではピンクのエリアでブレイクした後、相場が下落しています。その際、上昇トレンドのときはサポートとなっていたトレンドラインが、その後レジスタンスになっている、いわゆる「レジサポ転換」が生じていることが分かります。
ラインを抜けたら新規にエントリーしないこと、またポジションを持っている場合は決済して、その後の様子を見た方が懸命です。
エントリーがうまくいき、利益が伸びていれば利確を急がず様子を見ても問題ありません。ただし長期保有に不安がある場合や、細かく利益を取っていきたい場合は、エントリーから直近高値(安値)を超えて最初の陰線(陽線)確定時に利確するとよいでしょう。
このあたりの細かい値動きを分析するには、「複数足分析」が有効です。
移動平均線のレジサポを使用したエントリー
パーフェクトオーダー状態のチャートにトレンドラインを引こうとしても、接点が合わずにラインをうまく引けないことがあります。トレンドラインとは別に、短期移動平均線がレジサポとして機能している場合があります。
この場合は、短期移動平均線から反発したタイミングがエントリーポイントとなります。図ではパーフェクトオーダーの確認に用いた25EMAがレジスタンスとして機能しているため、25EMAの反発をみてエントリーします。
他にも5EMAや20EMAなどもエントリー根拠に用いられる場合があります。パーフェクトオーダー状態を見つけたら様々な短期線を表示させて、意識されているものがないか確認すると精度が上がる場合があるので試してみてください。
パーフェクトオーダーの始点や終点を探るコツ
パーフェクトオーダーの始点または終点をピンポイントで抑えることは困難ですが、それらの予兆を探ることは可能です。意識するのは次の2つです。
パーフェクトオーダーの始点や終点を探るコツ
- ゴールデンクロス、デッドクロスに注目する
- レンジ相場の後に注目する
初めは難しいかもしれませんが、シンプルに判断できるパーフェクトオーダーならば初心者でも検証を通して身に付けやすいはずです。ぜひ、過去チャートなどでタイミングを検証し実戦で挑戦してみてください。
ゴールデンクロス、デッドクロスに注目する
ゴールデンクロスとデッドクロスの発生により、パーフェクトオーダーが形成される可能性があります。
ゴールデンクロスとデッドクロスが発生すると、パーフェクトオーダーが形成される、すでに形成されている場合は形が崩れる可能性があります。そのため、これらが発生したらその後の値動きに注目するとエントリー、決済のタイミングを取りやすい傾向にあります。
レンジ相場の後に注目する
相場の状態は、大きく分けて一方向に動きを見せる「トレンド」と、一定の値幅間を行き来する「レンジ」があります。
レンジはもみ合いとも言われており、相場が上昇するのか下降するのか迷っているような状態なので、「レンジが終わる」と同時に「相場が急騰、または暴落」し、そのままトレンドを形成する可能性があります。
上図ではレンジ → デッドクロス → パーフェクトオーダーという流れになっています。この後は下降トレンドが生じる可能性があり、こちらも重要な注目点です。
パーフェクトオーダーに関するよくある質問(Q&A)
最後にパーフェクトオーダーに関する質問にQ&A形式で回答していきます。
パーフェクトオーダーはスキャルピングでも使えますか?
可能ですがデイトレードやスイングトレードに比べて注意を要します。
短い時間足でもパーフェクトオーダーは発生しますが、ダマシの可能性も高くなります。また上位足と逆方向にエントリーした場合はリスクが伴いますので、必ず上位足を確認し、トレンドが形成されている場合はトレンド方向へのエントリーを意識した方がよいでしょう。
パーフェクトオーダーが形成されたのをみてエントリーしていますが、なかなか勝てません。なぜでしょうか?
パーフェクトオーダー形成直後はエントリーしないことをおすすめします。
急騰や暴落時は、価格変動の大きさから突然パーフェクトオーダーが形成されることがありますが、すぐに戻しの調整が入ることが多々あります。
急な価格変動が生じた際は、ローソク足1、2本が確定するまでエントリーを見送り、その後の変動をじっくりと確認しましょう。
移動平均線の設定期間は5の倍数がよいですか?
5の倍数が使用されることが多いため、おすすめです。
5という数値は1週間の日数である5日からきています。キリがよいという理由からも5の倍数が多く使用されていますが、中には21(1ヵ月のおおよその営業日数)や62(フィボナッチ数の61.8)などもあります。
基本的には設定値の明確な定義はありません。様々な設定値を試してみて、自分に合うものを探してみる事が一番確実になります。
まとめ
パーフェクトオーダーのメリットは以下のようになります。
- 設定がシンプルなため、初心者でも活用できる
- トレンドの方向が明確になり、目線をはっきりさせてトレードできる
- 大きな利益を狙うことができる
- ローソク足の挙動に惑わされづらい
- 単純なチャート分析の所作を身に付けることができる
基本的な使い方をまとめると次のようになります。
パーフェクトオーダーの使い方
- チャート上に短期、中期、長期のEMAを表示させる。
(おすすめは25EMA + 75EMA + 200EMA)
- パ-フェクトオーダーの状態を探す。
(全ての移動平均線が同一方向に向いている、チャートに近い順から、短期、中期、長期の順で並んでいる)
- トレンドが生じているか確認する。(一時的な急騰、暴落ではない)
- 押し目買い、戻り売りを狙いトレードを行う。
しかし、以下のデメリットを知ったうえで使うことがポイントです。
- パーフェクトオーダーの始点を狙うのは難しい
- エントリーのチャンスは多くない
- 長期保有はファンダメンタル要因によるリスクが伴う
- 直近の値動きには反応しづらい
- パーフェクトオーダー=トレンドではないことに注意
FXで勝つためにはトレンドに乗ることが重要です。パーフェクトオーダーを用いればトレンドを見つけ出すことができる他、明確な根拠を持ってエントリーができるようになります。自信を持ってトレードができる、という点は大事なマインドです。
パーフェクトオーダーを知ることで、相場の流れや移動平均線の理解も深まるはずです。
ぜひ、この記事を参考にパーフェクトオーダーを活用し、「トレンドに乗って勝てるトレーダー」を目指してください。
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参考文献